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ツアー屈指の飛ばし屋 清水大成が10アンダー61の自己ベストでV圏浮上「自分のゴルフをすれば...」

[ 2023年8月4日 15:53 ]

男子ゴルフツアー 横浜ミナトチャンピオンシップ第2日 ( 2023年8月4日 神奈川県 横浜CC=7231ヤード、パー71 )

清水大成
Photo By スポニチ

80位で出た清水大成(24=ロピア)が10アンダー、61の自己ベストをマークし通算8アンダーの暫定2位まで伸ばして一気にV圏内に浮上してきた。

会場の横浜CCはフェアウエーが広く、距離も長くないため、持ち味の飛距離を生かせるコース。「攻めていって、見返りというかチャンスにつけられる確率が上がりやすいコースだと思います」と相性の良さを感じている。

前日は2オーバーの73と出遅れたが、ホールアウトが夕刻だったため、練習せずにホテルに戻って食事を済ませるとすぐに寝て気持ちを切り替えたという。

序盤の2番でティーショットを隣のホールに曲げるピンチも、残り105ヤードから第2打を47度のウエッジで木の間を抜いて2・5メートルのチャンスにつけバーディー。これで気分を良くすると4番で6メートル、6番で5メートルを沈め勢いに乗り10バーディーを奪った。

「やっぱり2番で(隣のホールから)バーディーを取れたのが大きかったですね。ゴルフ自体は昨日もそんなに悪くなくて、スコアを守りすぎないようにガンガン行こうと思ってやっていました」

ルーキーイヤーの21年に初シードを獲得。昨年は賞金ランクを25位まで上げたが、今季は思うような結果を残せずにいた。ここまでの獲得賞金は約814万円のランク46位。本調子にはほど遠い。

ただ、好転の兆しはある。昨年悩まされた右へのプッシュ球をなくすため、内藤雄士コーチとスイング改造に取り組み徐々に状態が良くなってきた。「手打ちになっていたのを体の回転で打てるように、トレーニングやスイングドリルでやっています。まだ目指しているところまできていないですけど、試合で思った球がだいぶ出るようにはなっています」と手応えを感じている。

発奮材料もある。日大の同期の桂川が昨年ツアーで初優勝を飾り、今季は米ツアーの下部ツアーに挑戦。1学年下の河本や2学年下の中島啓太、蝉川泰果らも台頭し、うかうかしていられない立場になった。

決勝ラウンドに向け「変な意識をせず、自分のゴルフをすれば結果はついてくると思います」と気持ちを高めていた。

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