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「不適切にもほどがある」初回に重大ヒントがあった! 鋭い視聴者は気づいた...見事な"伏線回収"

[ 2024年2月5日 10:09 ]

金曜ドラマ「不適切にもほどがある!」第1話。小川市郎(阿部サダヲ)は喫茶店のトイレに不思議な空間を発見し...(C)TBS
Photo By 提供写真

俳優の阿部サダヲ(53)が主演を務めるTBS金曜ドラマ「不適切にもほどがある!」(金曜後10・00)は2日、第2話が放送された。初回に続く"ミュージカル調"で視聴者を虜にし、ネット上のトレンドに浮上。コンプライアンス度外視の言葉の数々や派手な演出が話題となっているが、一部のファンからは"伏線"に注目が集まっている。

<(注記)以下、ネタバレ有>

宮藤官九郎氏がオリジナル脚本を手掛けるヒューマンコメディー。「池袋ウエストゲートパーク」「木更津キャッツアイ」の阿部&宮藤氏&磯山晶プロデューサーが「タイガー&ドラゴン」以来19年ぶりにタッグを組んだ。主人公は1986年(昭和61年)から2024年(令和6年)にタイムスリップしてしまう"昭和のダメおやじ"体育教師の小川市郎。彼の"不適切"な言動がコンプライアンスで縛られた令和の人々に考えるヒントを与える。

第2話は「一人で抱えちゃダメですか?」。再び令和にタイムスリップした小川市郎(阿部サダヲ)が持つスマートフォンに、昭和にいる向坂サカエ(吉田羊)から着信。市郎の話を信じていなかった犬島渚(仲里依紗)と秋津くん(磯村勇斗)だが、ビデオ通話でサカエが確かに昭和にいると分かり、面食らう。市郎は一人娘・純子(河合優実)とサカエの息子・キヨシ(坂元愛登)の"チョメチョメ"を未然に防ぐため、サカエに今すぐ自宅へ向かってくれと懇願する。

そして、あらためて渚と秋津に経緯を説明し、初対面した時の"渚の涙の理由"が気になっていたと打ち明ける。渚がこれまでに起こった出来事を語り始めると、それは現代の働き方の難しさを象徴するかのような内容だった...という展開。

サカエは市郎宅で"チョメチョメ"を未然に防いだあと、純子にタイムトラベルを説明する。「お父さんは生きてる。けどこの世界にはいない」「シンプルに言うと、お父さんは今、未来にいます。分かる?タイムトラベル」と、純子にとっては到底受け入れられないような事実を明かし、キヨシも「僕たち、未来から来たんだ」と告白する。サカエはタブレットを使用し、メガネ姿の男性の写真を見せ「首都工業大学の井上昌和教授の研究チームとNASAが協力してタイムマシーン第一号機が開発されました」と説明した。

この「井上教授」、第1話に登場していた可能性が高い。

それは第1話、中学教授の市郎が教室で生徒の「将来の夢」の作文を聞くシーン。作文を読み上げていたメガネの男子生徒が、映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」に感銘を受け「僕の夢は科学者になってタイムマシンを発明し30年後の未来から、この六中2年B組にタイムスリップしてくることです」と、目を輝かせて語っていた。

ちょうど"タイムスリップ"らしき経験をした市郎。「おいメガネ、タイムマシンって、つくれんの?」と聞くと、少年は「井上です。理論上、不可能ではないと言われています」と、"井上"と自己紹介。「アインシュタインは、三次元空間は時間とつながり、時間が四次元として流れ...」と力説し始めるが、市郎が遮り「できるかできないかだけ言え!」と詰めると「できると思います。頑張れば」と宣言。市郎は「頑張れよ井上、お前ならできるよ」と、未来の井上にタイムマシンを託していた。

この「井上」が、タイムマシンを開発した井上昌和教授の可能性が高いが、果たして...。次回は第3話「カワイイって言っちゃダメですか?」(2月9日)が放送される。

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