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「りゅうおうのおしごと!」白鳥士郎氏 藤井聡太七段に脱帽「もうラノベ書かなくていいんじゃないかな」

[ 2020年6月4日 21:25 ]

<棋聖戦決勝トーナメント決勝>会見で笑顔を見せる藤井聡太七段(撮影・河野 光希)
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将棋を題材にしたライトノベル「りゅうおうのおしごと!」の白鳥士郎氏が4日、自身のツイッターを更新。この日、東京都渋谷区の将棋会館で指された第91期棋聖戦の挑戦者決定戦で永瀬拓矢二冠(27)を破り、最年少タイトル挑戦を決めた将棋の藤井聡太七段(17)に脱帽した。

藤井七段は5番勝負出場時(今月8日開幕)に17歳10カ月20日。屋敷伸之九段(48)が1989年12月に記録した17歳10カ月24日を30年ぶりに更新した。

白鳥氏は「私が『りゅうおうのおしごと!』を書き始めた頃、将棋界には『絶対に破られない』とされる記録が2つありました。1つは神谷(広志)先生の(公式戦)28連勝(藤井四段が2017年6月に29連勝をマークし、連勝記録の歴代単独トップ)。もう1つが屋敷先生のタイトル挑戦最年少記録。ラノベなので、そのうちの1つを破らせた設定にしたんですが、現実さんは1人の少年に2つとも破らせちゃうとか...。もう俺ラノベ書かなくていいんじゃないかな」と驚き。

「最後の最後、永瀬先生が馬を動かす鬼手を放り込んだ後にすぐスーツを羽織ったシーン。藤井先生の記録的瞬間のために礼を尽くしつつも手は抜かず、さらに『藤井さんなら、これくらい完璧に対応するでしょ』と互いを信用し合ってることが垣間見えてグッときた。今後も名勝負を期待しています」と2人を称えた。

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