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吉村府知事、無観客ライブ開催&無料配信!自治体主催は全国初!矢井田瞳、KANA―BOONら出演

[ 2020年6月4日 05:30 ]

大阪府が主催する無観客ライブに出演する矢井田瞳
Photo By 提供写真

大阪府の吉村洋文知事が3日、シンガー・ソングライター矢井田瞳(41)ら地元出身3組の出演する無観客ライブを大阪市内のライブハウスで7日午後4時から行い、映像を無料配信すると発表した。

大阪市内のライブハウスでは、2月から3月にかけて4カ所で新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)が発生。営業再開へのハードルも多く苦境にあえぐ店舗が多い。そんな店舗へ最大70万円を支給する府の支援事業PRが目的で、このようなライブを自治体が開催するのは初とみられる。

出演するのは企画に賛同した矢井田、ロックバンド「KANA―BOON」「BURNOUT SYNDROMES」で、いずれも大阪のライブハウスで経験を積んで全国へ羽ばたいた。3組とも、7日午後4時から約25分間のライブを生配信。クラスター発生4店舗のうち、辞退した1店舗を除く3店舗が共同で今回の配信事業を受託。4店舗は府の要請に応じて店舗名を公表するなど早期終息に協力した。「ある意味、ライブハウスも(新型コロナ禍の)被害者」と語る吉村氏はこの日の定例会見で、今後も支援を続けることを改めて明言した。

吉村氏は新型コロナと闘う人への応援ソング「あなたのSTORY」を発表したばかりの矢井田には、同曲を「ぜひ歌ってほしい」と熱望した。

一方、矢井田も「音楽の初期衝動みたいなものをいつも感じさせてくれる大切な場所。フロア一体となって、音楽で同じ景色を見られるのは、音楽の醍醐味(だいごみ)の一つ」と"ライブハウス愛"を強調。大切な場所の苦しい現状に「一ミュージシャンとして、少しでもお力になれることがあるなら」とした。地元大阪にも「つらい時や苦しい時、カラフルな街並み、人と人との近い距離感、ユーモアを忘れないところに救われてきた。大阪らしく、活気のあふれる街でいてほしいといつも願っています」とコメントした。

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