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舛添要一氏、東京五輪開催のカギは「ワクチン開発」 懸念材料は?

[ 2020年6月4日 17:34 ]

舛添要一氏
Photo By スポニチ

元厚労相で前東京都知事の舛添要一氏(71)が4日、ニッポン放送「辛坊治郎ズームそこまで言うか!激論Rock&Go!」(木曜後1・00)にゲスト出演。新型コロナウイルスの影響で来年に延期された東京五輪について私見を述べた。

キャスターの辛坊治郎氏(64)から「元都知事、五輪の見通しはどうですか」と質問を受けると、「ワクチン開発できるかどうか。安全なワクチンができるには2年程度かかる。もしできなかったらアウトです」と舛添氏。「年内でできる説もあるが、例えば来年はじめから全世界で受けさせたら、(東京に)来られるかもしれない」と語った。

「もう一つは、経済的に疲弊したアフリカや中南米から選手を派遣する経済力が残っているか。日本もここまで悪くなって、"延期費用などを出すなら、つぶれたウチの店を立て直す金を出してくれ"という声も増えるかもしれない」と経済悪化の懸念も示した。

「私は是非やりたいと思っているが、五輪がうまくいくと(試算で)30兆円ぐらいの経済効果がある。でもそんなにうまくいくかどうかも、全てはワクチンの開発に懸かっている。できなければ絶望的」と持論を述べた。

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