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ネット社会と忘れられる権利

個人データ削除の裁判例とその法理

ネット社会と忘れられる権利

「忘れられる権利」について日本の事例と諸外国の動向を紹介し,実務家,研究者が考察する。

著者 奥田 喜道 編著
ジャンル 法律 > 公法 > 専門書
出版年月日 2015年10月10日
ISBN 9784877986155
判型・ページ数 A5・256ページ
定価 本体2,700円+税
在庫 在庫あり

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近年、検索サイト運営者に対して「逮捕歴」などの削除訴訟が相次いで提起されている。「過去の事実」の削除は、表現の自由を脅かすとの意見もあり、その権利の調整が必要になっている。本書は、日本の事例と諸外国の動向を紹介し、「忘れられる権利」を、実務家、憲法・情報法研究者が考察する。
まえがき――本書の趣旨と構成

第1部 ネット社会と「忘れられる権利」
第1章 ネット社会と「忘れられる権利」の意義と課題――アメリカとヨーロッパの議論を手がかりに.........宮下紘
第2章 EUにおける個人データ保護権と「忘れられる権利」.........中西優美子
第3章 不法行為法と「忘れられる権利」.........上机美穂
第4章 「忘れられる権利」の憲法的基礎としての「個人の尊厳」「幸福追求権」.........飯島滋明

第2部 事例報告/日本の「忘れられる権利」
第5章 グーグルサジェスト削除請求等事件――サジェスト機能と「忘れられる権利」.........富田寛之・髙橋未紗
第6章 ヤフー検索結果削除請求事件――名誉棄損、プライバシー侵害の法的責任を問う.........島崎哲朗
第7章 グーグル検索結果削除仮処分命令申立事件――検索サイト管理者の検索結果の削除義務の有無など.........神田知宏

第3部 諸外国における「忘れられる権利」の動向
第8章 フランスの「忘れられる権利」.........石川裕一郎
第9章 ドイツの「忘れられる権利」.........實原隆志
第10章 イギリスの「忘れられる権利」――「ヨーロッパの中のイギリス」という視点から.........江島晶子
第11章 カナダの「忘れられる権利」.........榎澤幸広
第12章 スイスの「忘れられる権利」.........奥田喜道
第13章 韓国の「忘れられる権利」.........水島玲央

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