季刊 刑事弁護77号
◇語られる「弁論」を取り戻すために-本特集の趣旨●くろまる高山 巖
◇最終弁論の自由●くろまる趙 誠峰
◇配付資料の作り方●くろまる虫本良和
◇弁論におけるビジュアルエイドの利用方法●くろまる古川美和
◇事例報告1 情状事件の弁論-強盗致傷共犯事件(主観的併合)●くろまる神山啓史
◇事例報告2 目の前の裁判官を説得しよう-覚せい剤使用事件●くろまる遠藤直也
◇事例報告3 「典型的な事案」などない-常習累犯窃盗事件●くろまる田辺晶夫
◇事例報告4 無罪弁論が形をなすまで-傷害致死事件(車いす放火無罪事件)●くろまる山本了宣
◇模擬裁判員インタビュー 弁論をみて私たちが感じたこと●くろまる伊藤有紀子/松澤慶祐(聞き手:久保有希子/山本 衛)
◇自由な弁論いろいろ●くろまる高野 隆
◇この弁護士に聞く●くろまる山下幸夫 インタビュアー:南川学
◇新しい編集委員会体制の発足にあたって●くろまる岡田悦典
◇新しい刑事司法のために●くろまる坂根真也
[決定!第11回季刊刑事弁護新人賞]
◇指名手配・逃亡生活を経て再度の執行猶予を得た事例●くろまる折戸誠子
◇実況見分調書と闘って獲得した無罪判決●くろまる小林和彰
◇事実の探求●くろまる赤堀順一郎
[刑事弁護レポート]
◇刑務所か福祉的支援かを問う裁判員裁判●くろまる佐伯奉文/伊藤正朗
◇覚せい剤使用罪で緊急避難の成立を認め一審判決を破棄して無罪とした事例●くろまる新阜直茂
◇クレプトマニアを患った保護観察中の被疑者による再犯で不起訴処分を得た事例●くろまる岡本裕明
◇ガールズバー店長転落死殺人事件に不起訴処分●くろまる三上孝孜/日高伸哉
[付添人レポート]
◇連続通り魔事件について裁判員裁判で55条移送決定を得た事例●くろまる岩本憲武
[連載]
◇桜丘だより(46) 高齢者犯罪●くろまる櫻井光政
◇裁判員裁判事例研究シリーズ--スタッフ弁護士の実践から(9) 性犯罪における情状弁護のケースセオリーのポイント●くろまる法テラス本部裁判員裁判弁護技術研究室
◇事例から学ぶ証人尋問のテクニック! Part 2(7) 弾劾事実を見極めよ(その2)-反対尋問のブレーン・ストーミング●くろまる大阪弁護士会刑事弁護委員会ダイヤモンドルール研究会ワーキンググループ
◇もう一歩踏み込んだ薬物事件の弁護術 Part 2(3) 脱法ドラッグと関連事件その3-脱法ドラッグに関連する交通事犯●くろまる小森 榮
◇接見交通権確立の闘い最前線(11) 拘置所居室での弁護人宛ての手紙・尋問事項書などの差押え●くろまる宮下泰彦/長部研太郎
◇犯罪加害者家族支援の現場から(5・最終回) 少年事件と家族〜家族の限界●くろまる阿部恭子(監修:草場裕之)
◇訴訟能力の研究(10) 知的障害のある被告人につき行動制御能力を欠くとして無罪判決●くろまる出口聡一郎/佐藤隆太
◇法律家のための犯罪学入門(18) 知的障がい者と刑事弁護-反省ではなく更生を意識した刑事弁護とは●くろまる浜井浩一/我藤 諭
[単発論文]
◇デジタル・フォレンジックの原理・実際と証拠評価のあり方●くろまる吉峯耕平/倉持孝一郎/藤本隆三/新井幸宏
◇刑事訴訟法435条6号の「原判決において認めた罪より軽い罪」の意義●くろまる大出良知
◇特定秘密保護法の制定に反対する刑事法研究者の声明
◇特定秘密保護法の成立に抗議し、速やかな廃止を求める刑事法研究者の声明
[コラム]
◇弁護士過疎地でガンバル 愛すべき津軽の人々●くろまる横山友子
◇新人弁護士日記 いつか彼が 「変わる」その時のために●くろまる橋ケ谷祐可
◇ロー・スクール通信 失われた羊(A sheep went astray)●くろまる渕上春樹
[文献・判例紹介]
◇東京高判平24・12・18
◇ブック・レビュー 石田省三郎著『「東電女性社員殺害事件」弁護留書』●くろまる阿部 潔
◇実務に役立つ論文紹介(2)●くろまる南川 学
◇刑事判例ファイル
[お知らせ]
◇死刑執行に強く抗議し、改めて死刑執行を停止し死刑廃止について全社会的抗議を開始することを求める会長声明
◇再審請求前の死刑確定者と弁護人の秘密交通権の保障に関する最高裁判所判決を受けての会長談話
◇シンポ「あなたが裁判員になったとき、被告人に発達障がいがあったらどうしますか?」案内
関連書籍
関連記事
-
2016年01月20日
-
2015年12月01日