完訳 アウトサイダーズ
ラベリング理論再考
1960年代半ばに出版されて以来、それまで主流をなしていた機能主義社会学を一掃し、今日の構築主義社会学の先駆けとなった書。
| 著者 | ハワード S. ベッカー 著 村上 直之 訳 |
|---|---|
| ジャンル | 人文 |
| 出版年月日 | 2011年11月10日 |
| ISBN | 9784877984946 |
| 判型・ページ数 | A5・256ページ |
| 定価 | 本体1,900円+税 |
| 在庫 | 品切れ・重版未定 |
1960年代半ばに出版されて以来、それまで主流をなしていた機能主義社会学を一掃し、今日の構築主義社会学の先駆けとなった 一冊。参与観察法によって、ダンスミュージシャン・マリファナ使用者・禁酒運動家などの生態を描く。「ラベリング理論再考」を増補した完訳版。
Amazonオンデマンドをご利用ください。
さまざまな逸脱の定義
逸脱と他者の反応
だれの規則か?
第2章 逸脱の種類--継時的モデル
逸脱の同時的モデルと継時的モデル
逸脱経歴
第3章 マリファナ使用者への道
喫煙法の学習
薬物効果を知覚する学習
効果を楽しむ学習
第4章 マリファナ使用と社会統制
供給
秘密
モラル
第5章 逸脱集団の文化--ダンス・ミュージシャン
調査研究
ミュージシャンと「スクウェア」
葛藤への反応行動
孤立と自己隔離
第6章 逸脱的職業集団における経歴--ダンス・ミュージシャン
クリークと成功
両親と妻
第7章 規則とその執行
執行の諸段階
マリファナ税法--一つの例証
第8章 モラル・アントレプレナー
規則創設者
モラル改革運動者の運命
規則執行者
逸脱と企画(サマリー)
第9章 逸脱の研究--問題と共感
第10章 ラベリング理論再考
集合行動としての逸脱
逸脱の脱神話化
モラルの問題
結語
原注
原典の参考文献
ラベリング理論への招待
ラベリング理論文献目録
インタラクショニスト社会学の五〇年--あとがきにかえて