難民の地位に関する法
序文
第1章 国際法における難民の定義の発展
1.1951年以前の国際的な難民の定義
2.1951年条約における難民の地位の定義
3.1967年議定書が条約上の定義に与えた影響
4.難民の概念の国際的な拡大
5.慣習国際法における難民概念の拡大?
第2章 外国人性
1.後発的難民(Refugees sur place)
2.出身国からの出国
3.庇護国の選択
4.庇護国への不法な入国または庇護国における不法滞在
5.準拠国の決定
第3章 十分に理由のある恐怖
1.恐怖危険の将来的見込みのための要件
2.危険の十分に理由のある評価テストの提示
第4章 迫害
1.国による保護の懈怠から生ずる基本的人権の持続的または組織的侵害としての迫害
2.国の保護義務の性質
3.市民的および政治的権利に対する危害のおそれ
4.経済的、社会的および文化的権利に対する危害のおそれ
5.基本的人権を保護する国の義務の懈怠
第5章 市民的または政治的地位との関係
1.人種
2.国籍
3.宗教
4.政治的意見
5.特定の社会的集団の構成員であること
6.難民としての地位を主張するその他の事由
第6章 適用終止と適用除外
1.出身国の保護を回復した者
2.国内的または国際的な代理的保護の利益を受けている者
3.保護に値しない者
第7章 利己的世界における人道的保護の課題