季刊 刑事弁護38号
【特集】あなたは黙秘を勧めますか?
z◇黙秘を勧めることは「不適切」弁護か?●くろまる村岡啓一
◇黙秘権行使の戦略と戦術 黙秘権行使の8原則●くろまる森下弘
◇ミランダの会が考える黙秘●くろまる村木一郎
◇捜査における黙秘権行使 総合考慮説による個別敵・段階的行使論●くろまる佐藤博史
《ケース報告》
◇黙秘を貫いた弁護方針とその実践 和歌山カレー事件●くろまる小林つとむ
◇語らなければ真実にたどり着けないこともある 城丸君事件●くろまる笹森学
◇私の「黙秘権」の考え方●くろまる水谷規男
◇アメリカにおける市民への「黙秘権」教育 アメリカ法関連教育プロジェクトを手がかりにして●くろまる橋本康弘
◇イングランド=ウェールズにおける黙秘からの不利益推認 判例の進展に伴って問題性は薄れたのか●くろまる三島聡
◇黙秘権について 歴史的意義と現代的意義●くろまる高田昭正
《こんなときどうする?ーケースで考える黙秘権》
◇(1)余罪と黙秘権●くろまる児玉晃一
◇(2)黙秘権行使と主観的要件●くろまる関聡介
◇口絵「もう一歩踏み込んだ薬物事の弁護術」最近流行しているさまざまな薬物
[巻頭論文]公的弁護制度 到達点と課題●くろまる佐藤太勝
[短髪論文]取調べ可視化実現に向けての動きと基本的考え方●くろまる小坂井久
[連載]
◇もう一歩踏み込んだ薬物事件の弁護術(1) 変貌する薬物と薬物事件●くろまる小森榮
◇刑事弁護の理論と実務の接点(1) 逮捕・拘留●くろまる東京弁護士会刑事弁護委員会
◇法科大学院刑事実務教育フォーラム(1) 刑事訴訟実務に関する公開模擬授業の成果と課題●くろまる中山博之
◇事例から学ぶ証人尋問のテクニック!(3) ケース1消えたバック(その2) ●くろまる大阪弁護士会刑事弁護委員会ダイヤモンドルール研究会ワーキンググループ
◇刑事弁護に役立つ犯罪鑑識(6) 冤罪はなぜ起きるのか 取り残された「冤罪事故調査」●くろまる齋藤保
◇交通事故弁護背負い講座(4) 「新潟轢逃げ事件」が最高裁で逆転無罪になったのはなぜか●くろまる阿部泰雄
◇目撃供述ガイドライン作成のために(6) 目撃者の同一性識別に関する捜査のための聴取 写真割りを中心として●くろまる箱田裕司・一瀬敬一郎
◇刑事定後の弁護活動(9) 受刑者の外部交通●くろまる海渡雄一
◇桜丘だより(9) 真摯な反省●くろまる櫻井光政
[刑事弁護レポート]
◇公務執行妨害事件 始めての準抗告で得た身柄拘束の開放 ●くろまる田岡直博
◇暴力行為等処罰に関する法律違反事件 アリバイ証人の協力で処分保留・釈放 ●くろまる郷田真樹
[付添人レポート]公務執行妨害保護事件 現場検証が明らかにした少年供述の正当性 ●くろまる神谷慎一
[単位会通信]鹿児島弁護士会 組織的な秘密交通権の侵害と国選弁護人の解任 鹿児島県秘密交通権侵害事件●くろまる烏丸真人
[世界の刑事司法]カナダにおける取り調べ可視化と目撃証言問題 ソフォノー事件調査委員会報告によせて●くろまる指宿信
[BOOK REVIEW]葛野尋之著「少年司法の再構築」●くろまる斉藤豊治
[話題の1冊]『裁判長!ここは懲役4年でどうですか』
[事件の風土記]松川事件その3 廣津和郎が残した言葉の戦い●くろまる毛利甚八
[判例レビュー]東京地判平14・3・27/岐阜家決平15・7・30●くろまる中島宏之
[資料]裁判員の参加する刑事裁判に関する法律案
[刑事弁護日誌]
◇平戸ひまわり基金法律事務所 刑事裁判における修復的司法の実際●くろまる相良勝美
◇紋別ひまわり基金法律事務所 「償えること」●くろまる亀井真紀
[新人弁護士日記]
◇国選義務研修の2件目はエンコー事件●くろまる臼井一廣
◇傍聴席から
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