華為(ファーウェイ)がこのほど明らかにしたところによると、同社が年内に世界で商用化をスタートする予定の5GNR(第5世代移動通信向け無線方式、以下「5G」)製品が、世界で初めて5G製品として欧州連合(EU)のCEマーク(EUへの輸出に際して安全基準を満たしていることを証明するマーク)を取得した。これは華為の5G製品が市場での商用化の許可を得て、大規模な商用化へ重要な一歩を踏み出したことを意味する。
今回CEマークを取得した「華為5G Cバンドマッシブマイモ・アクティブアンテナユニットベースステーション」は、モバイルブロードバンドネットワークの大容量応用シーンへの増強に向けて、室外で高帯域幅(xGbps。Gbpsとはデータ伝送速度の単位で、1Gbpsは毎秒1ギガビットのデータを伝送できる速度のこと)の連続伝送の利用体験を可能にするもの。CEマークは域外製品を欧州市場に輸出する際に取得が必要な強制認証マークであり、欧州市場を開拓する際の「通行証」とされる。華為の5G製品はCEマークを取得したことにより、EUの厳格な参入のハードルを完全に越えたといえる。(編集KS)
「人民網日本語版」2018年4月17日
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