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人民網日本語版>>政治

ダボス会議の2つのキーワード

人民網日本語版 2018年01月26日15:10

世界経済フォーラム(WEF)年次総会(ダボス会議)が23〜26日の日程でスイス・ダボスで開かれている。テーマは「分断された世界で共有の未来を創造する」。今会議は「分断」「協力」という2つのキーワードを際立たせている。前者は現代世界の際立った特徴を描き、後者は各国が世界の難題に対処するために通るべき道を示している。(文:華益文・国際問題専門家。人民日報海外版コラム「望海楼」掲載)

WEF設立者兼会長のシュワブ教授は今会議のテーマの選択について、大きく2つの意味があると繰り返し述べている。第1に、現代世界は分断の中にあり、国家間の地政学的戦略競争が激化し、社会内部の溝が深まり、あまねく広がる発展と世界資源の保護は力が足りず、既存の複数のグローバル・ガバナンス・システムは同時に機能しなくなる危険を抱えている。第2に、極めて厳しいグローバルな試練を前に、各国は過去のどの時期にも増して一致協力し、力を合わせて協力し、国家間の共通利益を打ち固め、新たな協力モデルを構築することを必要としている。そして、こうした協力は狭隘な利益観を排除しなければならず、人類共通の運命を基礎に築かれなければならない。

シュワブ教授の述べた通り「今年の会議のテーマは習主席が昨年の会議で語った『人類運命共同体の構築』理念の延長線上にある」。劉鶴中央財経指導グループ弁公室主任(中共中央政治局委員)は今年のダボス会議で挨拶を述べた際「昨年習主席がダボスで行った著名な演説は、国際社会からあまねく歓迎された。その後1年間に中国は習主席の提案を積極的に実行に移し、経済グローバル化を実際の行動で後押ししてきた」と述べた。

世界の経済情勢には現在、中国経済の安定的成長の継続、欧米経済及び多くの途上国経済の好転基調など注目される点があるが、世界全体の将来的な成長力の不足、世界経済ガバナンスの停滞、世界の発展の不均衡という、深いレベルの際立った問題が依然存在し、世界の政治・安全保障・環境など多くの面のリスクが懸念される。WEFが先般発表した「世界リスク報告2018」で、リスクは増加するとする回答者は59%で、減少するとする回答者は7%だけだった。

真理は論じるほど明らかになる。分断された世界に必要なのは協調と協力であり、問題を他国に押しつけることやゼロサムゲームではない。開放と閉鎖、協力と衝突、変革と守旧の間で、中国の選択は明確かつ揺るぎない。中国は旗幟鮮明に多国間主義を堅持し、自由貿易体制を堅持し、保護主義に反対し、開放型世界経済を建設し、グローバル・ガバナンス・システムの健全な運用を促進する。中国は実際の行動によって経済グローバル化の開放的、包摂的、均衡的、あまねく恩恵を及ぼす、ウィンウィンの方向への発展を後押しし、知的財産権の保護を含め、公平な競争を促進し、金融業市場参入を緩和し、自ら輸入を拡大し、「一帯一路」建設を積極的に推し進める。

中国は今年から毎年、国際輸入博覧会を開催することを決定した。世界の大国では恐らく前例のない先駆的試みであり、中国が市場を開き、中国発展のチャンスを世界と分かち合うことを望んでいることを示すものだ。分断された世界を前にどうするか。相互尊重、公平・正義、協力・ウィンウィンの新型の国際関係の構築推進、人類運命共同体の構築推進は、中国の答えであり、実践と責任感でもある。(編集NA)

「人民網日本語版」2018年1月26日

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