今年の北京の王府井商店街の業態調整の重大プロジェクトの一環として、257年の歴史をもつ英国の老舗玩具店「ハムリーズ」が23日、北京市百貨大楼内にオープンした。同店は、玩具やマタニティ・乳幼児用品の販売、子供向けアミューズメント体験、インタラクティブアトラクションサービス、親子で楽しめる飲食店が一体化しており、北京の地元消費者を数多く王府井に惹きつけている。北京日報が伝えた。
百貨大楼のハムリーズの店舗のフロアは5階建てになっており、総面積は1万700平方メートル、商品は全200種類以上のブランドがある。この店舗は全世界におけるハムリーズの第127号店となり、中国では3店舗目となり、現在世界にある店舗の中で単体面積が最大の店舗となっている。同店では、顧客はハムリーズ自社ブランドのおもちゃやコレクショングッズだけでなく、世界各地の有名ブランドや人気のおもちゃを購入することができる。また、中国最大のレゴの基礎盤を設けており、現在、レゴマスターが製作した「セントラルアースの国」城塞作品展が行われている。
王府井百貨大楼の黄海・副総経理は、「北京には0-14歳の子どもが非常に多く、110万世帯以上におよび、ショッピング、アミューズメント、体験イベントを一体とした業態のニーズが非常に高い。これにより、百貨大楼は5階分のスペースにハムリーズを出店させ、百貨大楼の業態調整に向けた大きな一歩を踏み出した」と語った。(編集YK)
「人民網日本語版」2017年12月26日
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