日本では、自動車免許の取得率が70%を超えている。そして、人口密度が高いにもかかわらず、交通事故で死亡する人の数は世界で最も少ない国に属している。その秘訣は何なのだろう?日本のある中国人留学生が日本の自動車教習所で受けた授業を知ると、その秘訣が垣間見えるかもしれない。新華網が報じた。
日本では自動車運転免許を取得する2つの方法がある。1つは、都道府県公安委員会が指定した自動車教習所で学び、技能試験は教習所で受ける方法で、もう一つは、運転免許試験場で直接に技能試験を受験する方法だ。「指定自動車教習所」は、2種類あり、1つは、「通学制」。教習所が街中にあるため、サラリーマンなどにとっては、自分の予定に合わせて予約できるなど便利だ。ただ、少し時間がかかるというのが少し難点だ。もう1つは「合宿制」と呼ばれるもので、多くが少し辺鄙でのどかな田舎に設置された自動車教習所で、集団で泊まり込みで学ぶ。早ければ2週間ほどで卒業できる。主に、夏休みなどで時間に余裕のある大学生などを対象としている。