ホームページに設定
人民網モバイルニュース配信 I-mode登録 中国語版 日本频道
2014年6月29日

中国の夢 健康知恵袋 企画集 日本からニイハオ!

ホーム 新着 経済 社会 政治 科学 中日 カルチャー 特集 コメント 評論 写真 動画 過去の記事
中国における日本企業 経済用語集 中国投資情報 企業 自動車 不動産 金融 家電 IT・通信 資源
中国の夢 あつまれ!中国の日本人 人民日報「微博」
指導者関連報道 外交部記者会見 鍾声国際論評 望海楼評論 共産党ニュース
宇宙開発 月探査 資源・能源 電子・通信 科学調査 原子力
中国メディアが見る日本 外国人が見る中国 宮崎駿監督の新作「風立ちぬ」 北京で日本人が春節体験
芸能スクープ 映画祭 映画速報
特集 企画 在中日本人の記録番組:中国と共に生きる 公式ブログ 北京の空は何色? ニュースエクスプレス
週間!深読み「日本」 人民日報評論コラム「望海楼」 人民日報鍾声国際論評
Apple 新浪 騰訊 人民 LINE 微信 RSS
人民網日本語版>>社会・生活

北京などで「青空」の日増える 専門家が解説

人民網日本語版 2014年06月29日11:34

最近、季節的要因、降水量、大気環境容量といった大気汚染物質の拡散状況が改善している。

このごろ北京市民の多くが、頭の上に青空と白い雲が広がる日が多くなったと感じている。大気の質は気象条件と汚染源の排出状況という2つの要因に影響され、南方でも北方でも、夏は大気汚染物質の拡散状況が秋冬よりもよい。

国家気象センター気候モニタリング室の周兵・主任専門家の説明によると、6月以来、華北地域の平均降水量は54.2ミリメートル(mm)で、通年同月より33%も多い。北京の降水日数は14日間で、前年同月より1日多いだけだったが、平均降水量は113mmに達し、前年同月比約50%増加し、通年同月の2倍以上になるという。

同センター気候・気候変化評価室の朱蓉・主任専門家は北京の大気環境容量について分析を行い、次のように述べた。6月1日から22日までの平均大気環境容量は1981-2010年の6月の平均値を50%上回り、13年同期の平均値を42%上回る。「6月に入ってから、大気環境容量が通年の平均値を上回った日が12日間に上り、前年同期より5日間多い。これが青空が多くなったと人々が感じる原因の一つだ」という。

朱主任専門家によれば、大気環境容量は人類が活動する場所における大気境界層の厚さ、大気境界層内の風速・降水量によって決まるもので、汚染物資に対する大気の拡散能力と雨の浄化作用を反映するという。

今年1-5月の全国74都市の粒子状物質の平均濃度は同7.5%低下した。

環境保護部(環境保護省)が今月18日に発表した5月の重点エリアと74都市における大気の質の状況によると、前年同月および前月に比べ、北京・天津・河北(京津冀)エリア13都市では平均基準達成日数が増加し、微小粒子状物質(PM2.5)、吸引可能な粒子状物質(PM10)、二酸化硫黄(SO2)、二酸化炭素(CO2)の月間平均濃度が低下して、大気の質は改善された。珠江デルタ地域9都市では、大気の質の平均基準達成日数の割合が96.2%に達し、主要汚染物質では一酸化炭素(CO)が前月の水準を維持したものの、これ以外は月間平均濃度が低下し、大気の質が改善された。

同部がこのほど発表した今年1-5月のモニタリングデータによると、環境における大気の質の新基準を執行した第1弾都市74カ所では、PM2.5の平均濃度は同7.5%、PM10の平均濃度は同6.9%、それぞれ低下した。

汚染物質の排出量が減少し、これに気象条件の改善が加わったため、多くの地域では6月に入って青空が頻繁に見られるようになった。

中国社会科学院都市発展・環境研究所都市・地域管理研究室の宋迎昌主任は、「こうした観測データからわかるように、京津冀などのエリアでは大気の質が好転しており、喜ばしい変化だといえる。大気汚染対策の問題は非常に複雑だが、うまずたゆまずに努力し、正しい道筋、適切な方法、有効な手段を取れば、徐々に解決していくことが可能だ」と話す。(編集KS)

「人民網日本語版」2014年6月29日

関連記事

最新ニュース

注目フォトニュース

コメント

  • 名前
  • コメントを書く

最新コメント

  • 全部
  • 経済
  • 社会
  • 政治
  • コメント
中国メディアが見る日本

AltStyle によって変換されたページ (->オリジナル) /