CHI2025 LBW採択
2025年2月24日 (月) 投稿者: メディア技術コース
メディア学部の加藤です。
太田・加藤研究室の学生(B4)の論文が、ACM CHI2025 LBWに採択されました。
過去に何度か記事にして紹介していますが、CHIは、ヒューマン・コンピュータ・インタラクション(HCI)の研究分野において最大規模で、最も権威のある国際学会です。
この会議での論文発表のためにはとても厳しい査読(論文の審査)を通過する必要があり、特にフルペーパーだと、例年 20%程度の採択率と、とても狭き門となっています。
今回採択された LBW(Late Breaking Work)というセッションは、CHIにおけるいわゆるポスター発表です。
ポスター発表と聞いて、「何だポスターかよ..じゃぁ別にすごくないじゃん..」と思われるかもしれませんが、実は全くそんなことないです。
CHI LBWはここ数年、投稿件数がものすごく多くなっており、採択率も 3割程度と、実はかなり難関です。
そのため、下手な国際学会のフルペーパーよりもよっぽど難しいんじゃないか..と一部で囁かれていたりします。
今年の LBWはなんと 1,800件以上も投稿があったらしく、採択率は 32.83%でした。
そんなレベルの高い国際学会の発表に今回、メディア学部 4年生の研究(つまり、卒業論文の内容)が採択されました。
調べたところ、なんとCHIに東京工科大学の学生の論文が採択されたのは、これが史上初です。すばらしい〜
※(注記) 東京工科大学の (教員含む) CHI論文としては、メディア学部・山崎先生(2009年)が初。
東京工科大学の学生からの CHIフルペーパーは未だ存在していないので、是非チャレンジしていきたいですね。
東京工科大学の過去の CHI論文は、すべて ACM Digital Libraryで閲覧することができます。
https://dl.acm.org/action/doSearch?AllField=%22Tokyo+University+of+Technology%22&ConceptID=119596&expand=all
どうやら 東京工科大学の CHI論文はすべてメディア学部から発表されているみたいでした(2024年までは山崎先生と加藤の論文だけ)。
一応、加藤の着任(2020〜)以降、毎年何かしらで発表していることになります。
過去のCHIの報告記事(記事書かなかったけど、CHI2020, 2023でも発表しています)
CHI2021: http://blog.media.teu.ac.jp/2021/05/post-974475.html
CHI2022: http://blog.media.teu.ac.jp/2022/05/post-30cbbe.html
CHI2024: http://blog.media.teu.ac.jp/2024/07/post-f567bb.html
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