データを視覚で分析(専門演習:コンピュータビジュアリゼーション)
2021年7月 9日 (金) 投稿者: メディアコンテンツコース
2年次後期、3年次前期の必修科目であるメディア専門演習I, IIでは様々な演習が行われています。
今日はその中の1つである、コンピュータビジュアリゼーションで行った課題を紹介します。
本演習では、様々なデータをコンピュータ内で画像に変換し、解析をする可視化の演習を行っています。
コンピュータビジュアリゼーションは、実際の物理空間の情報を保持した科学技術データを扱うサイエンティフィックビジュアリゼーションと、実際の物理空間には関係なく、様々なデータを取り扱う情報可視化に大きく分類できます。
今日は、サイエンティフィックビジュアリゼーションの例を紹介します。
1_20210710153801 4_20210710153801 2_20210710153801 3_20210710153801
上の4つの画像は、頭部のCT(Computed Tomography)データを可視化したものです。
いずれの画像も、数値(ここではCT値)を色に変換して画像を作成する疑似カラーコーディングという方法を用いています。
全く同じデータを用いていますが、どのように値を色に変換するのかによって、得られる画像はこのように大きく変わります。
今回紹介した画像は、脳梁部分が分かりやすくなるように色付け方が工夫されていますが、場合によってはその領域が分かりにくくなってしまう可能性があります。
そのため可視化では、必要な情報を見失わない、また、誤解をさせないような画像を作成するように気を付ける必要があります。
(文責:竹島)
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