キャンパスに集うということ
2020年5月24日 (日) 投稿者: メディア技術コース
メディア学部でも、いよいよ遠隔授業が始まりました。
いろいろとトラブルがあるのではないかと心配しましたが、今のところおおむね順調にいっているようです。早起きをしなくて良くなったせいか、むしろ出席率が高くなったんじゃないかという授業もあります。また、チャットで質問を受け付けることにしたら、普段より気軽に質問できるようになったという人もいるようです。コンピューターやインターネットに馴染みの深いメディア学部だからという面もあるでしょうが、「遠隔授業けっこういいじゃん」と感じている人も多いのではないでしょうか。
そんな中で、私がちょっとだけ残念に感じているのは、新入生の皆さんに、キャンパスの景観を体験してもらえないことです。以前の記事にも書きましたが、八王子キャンパスは峠の上にあり、周囲の眺めがとても綺麗です。この場に来るだけで、「勉強したい」という気持ちが3割増しぐらいになること請け合いです。もちろん、景色が綺麗なこと以外にも、キャンパスに集うことの価値はいろいろあるでしょう。ただ、これまではそれが当たり前すぎて、それがどんな価値なのか、あまり深く考える機会はありませんでした。
緊急事態宣言が解除され、社会が少しずつ以前の形に戻っていったとしても、大学の授業の在り方というのは、以前と全く同じにはならないでしょう。遠隔授業の良い点も悪い点も経験した後で、大学での学び方について考えるとき、「キャンパスに集うことの価値とは何なのか」を、より深く考えていく必要があるのではないかと思っています。
(大淵 康成)
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