2025年04月20日
100円で いちご
春はいちご。
小学生の頃は、いちごは庭に行って採ってきて
蟻が掘った穴のあたりなどをよけて食べるものだった。
おもえば、とても贅沢で豊かな環境であった(遠い目)。
時は流れまして。
今や私にとっていちごはプチ贅沢品。
近年のは品種改良が重ねられててやたらと大きい。
いやいや、そんなに大きいのじゃなくていいのよ。
と思いつつも、かつて自分がイメージしていたサイズのものが
なかなか売ってなかったり。
そんなこんなですが、
贔屓にしている個人店に素敵なパック。
その店ではこの季節、4種類くらいのいちごが並ぶ。
で、ちょっと店番して?傷みかけてるところがあるものを
こうやって集めて売っている。
見切り品って、よく観察すると、
店によってかなり鮮度がまちまち。
よく行く別の店では、見切り品を買うと残念感にさいなまれる。
学習したので、その店の見切り品にはもう決して目をやることもない。
で、この写真のいちごを売ってる店は、
農家さんからの直送品がメイン。
鮮度の高いものが標準なのだ。
そういう店の見切り品は、お値段納得。
季節感とビタミンCを100円でいただき大満足。
ご馳走様でした〜。
* * *
今日も読みに来てくださりありがとうございます!
いったんパックしたものを解いてリパックして
新たに価格設定して提供する。
個人店だからこそできることだろう。
(コンビニの賞味期限切れの運用などは厳しくルールが決められていると
聞いたことがあります)
イマ風に言えば食品ロスをなくす策。
でもなんか【食品ロス】っていう語は、なんとなく使う気になれない。
従来あった語をわざわざ新たな語に置き換えて
マスメディアや行政機関などが表現する場合、
そうする理由がたいてい背景にある。
国語学マニアな領域にまで踏み込まなくていいけど、
「あれ? なんでこんな言葉で表現するようになってるのかな?」
と、ちょっと考えるってことを身につけると、
セカイの本質に近づけるかも。
なんてね。
今日もあなたが、食べたものを美味しいと感じられる日でありますように。
ではまた〜
*いしはら商店(神戸・水道筋1丁目商店街)
(SNSは積極的にやってない様子です)
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posted by Ackey at 03:04| 食