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4年後も初老ジャパン!馬術銀チーム継続へ所属先と交渉 「イケオジ」は"否定"「今は気に入っています」

[ 2024年8月21日 04:30 ]

<TEAM JAPAN 総合馬術チーム 寄贈品贈呈式>日本オリンピックミュージアムへ寄贈するゼッケンを手に写真に納まる(左から)戸本、北島、田中、大岩(撮影・西海健太郎)
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パリ五輪総合馬術団体で銅メダルを獲得し「初老ジャパン」の愛称が話題となったメンバーが20日、都内でイベントに出席した。大岩義明(48=nittoh)、戸本一真(41=日本中央競馬会)、田中利幸(39)、北島隆三(38=ともに乗馬クラブクレイン)は18年にチームを結成。当初、パリ五輪を最後に解散予定だったが、日本勢92年ぶり表彰台の快挙を受け、28年ロサンゼルス五輪でも存続する可能性が出てきた。

強化には本場欧州で経験を積むことが不可欠。パリを区切りに4選手とも生活拠点を欧州から日本に戻す予定だったが、田中、北島は所属企業との話し合いで、今後も欧州で活動を継続する。大岩もチーム存続なら競技継続に前向きな姿勢を示す。戸本は所属する日本中央競馬会の方針で9月に帰国予定だが、欧州残留を希望。今後の交渉次第となる。最年長の大岩は「ロスに挑戦できる環境が整えば違う色のメダルを目指したい」と意欲を見せた。

パリ五輪後は、街を歩けば「初老じゃね?」と指をさされたり「馬術の方ですよね」と声をかけられるようになった。SNS上では「初老は失礼」との声も上がり"イケオジジャパン"など他の候補も飛び交う。それでも戸本は「そんなにイケオジではない。このネーミングがなければ、ここまで注目されていたか疑問。今は気に入っています」とチームが存続した場合も"初老"を貫く方針を示した。 (木本 新也)

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