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【つがる巡業】尊富士が母校・木造中相撲部の後輩たちに胸出し「将来一つの目標にしてくれれば」

[ 2024年8月21日 18:46 ]

<夏巡業つがる場所>木造中2年の鳴海百起(左)に稽古をつける尊富士(撮影・前川 晋作)
Photo By スポニチ

大相撲夏巡業が21日、青森県つがる市の伊藤鉱業アリーナつがるで行われ、五所川原市出身の十両・尊富士(25=伊勢ケ浜部屋)が地元力士として特別参加した。

この日の会場は、母校・つがる市立木造中のすぐ近く。関取衆の稽古後には、鰺ケ沢町の「丹代道場」とつがる市の「つがる旭富士ジュニアクラブ」の小中学生計9人に稽古をつけた。まずは小学生6人を相手に、伊勢ケ浜部屋の兄弟子の熱海富士(21)と錦富士(28)がそれぞれ胸出し。最後に尊富士が登場し、つがる旭富士ジュニアクラブの後輩でもある中学生3人(長谷川和響、鳴海百起、中野匠毅)に胸を出した。

長谷川和響(2年)は、地元力士としてこの日特別参加した三段目・安響(18=安治川部屋)の弟。中野匠毅(3年、主将)とともに青森県チームで出場した今月11日の全国都道府県中学生相撲大会では団体戦3位の実績を残した。大先輩の胸を借りた中野は「重かった。岩みたいだった」と尊富士の筋骨隆々の肉体を表現した。全国都道府県中学生大会軽量級ベスト8の鳴海百起(2年)は「稽古にもなったし良い経験にもなった」と貴重な体験に充実感を得ていた。

尊富士は「自分も中学生の時にお相撲さんに胸を出してもらって、夢である大相撲の世界へ来た」と懐古。「この経験を、将来一つの目標にしてくれれば」と後輩たちにエールを送った。青森県は日本有数の"相撲王国"。「青森県の力士みんなでこれからの大相撲界を盛り上げていきたい」と話した。

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