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AIG全英女子オープンが開幕 メジャー覇者の渋野、笹生、古江ら日本勢19選手が出陣

[ 2024年8月21日 12:00 ]

渋野日向子ら日本からは19選手がAIG全英女子オープンに出場予定
Photo By スポニチ

女子ゴルフのメジャー大会、ゴルフのAIG全英女子オープンは22〜25日、ゴルフ発祥の聖地と呼ばれる英スコットランドのセントアンドリュース・オールドコースで開催される。

日本勢は、ISPSハンダ・スコットランド・オープンで途中棄権となり不安を抱えながらの調整となっているが、2019年に続く2度目の大会制覇を狙う渋野日向子(25=サントリー)、今年6月の全米女子オープンで3年ぶり2度目の優勝を成し遂げた笹生優花(23=アース製薬)、7月のアムンディ・エビアン選手権でメジャー初優勝を果たした古江彩佳(24=富士通)、パリ五輪4位の山下美夢有(23=加賀電子)ら国内外のツアーで結果を残している19選手が出場を予定している。

渋野はミュアフィールドで行われた22年の大会で1打差3位に入っている。今年のメジャー大会は、5月の全米女子オープンで3打差2位、6月のKPMG全米女子プロで7位となるなど、優勝争いを繰り広げてきた。だが、今大会の前哨戦となったISPSハンダ・スコットランド・オープンでは第1ラウンドの5ホール目の途中で棄権となった。14番パー5の第1打を放った直後に「怖い」とつぶやいてあふれる涙を拭い、棄権を申し出た。トレーナーに体を診てもらう際には左脚の付け根部分を気にするしぐさを見せた。不安を抱えながら大会を迎えることになった。

笹生はメジャー3勝目を懸けて出陣する。今年の全米女子オープンは、最終日に3打差の5位から出て68をマーク通算4アンダーまで伸ばして日本勢初となるメジャー2勝目を飾った。結果的に、この優勝が2大会連続五輪出場へとつながった。全英女子オープンは21年の39位が最高で、予選落ちが2度。決して相性は良くないが、その勝負強さに期待が懸かる。

古江も好調を維持している。今年のエビアン選手権は最終日の18番パー5でイーグルを奪うなど終盤でスーパープレーを連発して日本勢4人目のメジャー制覇。先週のISPSハンダ・スコットランド・オープンは8位からスタートした最終ラウンドでスコアを4つ伸ばし、通算9アンダーで3位に入った。今大会に向けて「風の経験ができたのは本当に大きい」と手応えをつかんだ。米ツアー初優勝は22年のスコットランド・オープン。リンクスで結果を出し続けているだけに、注目の一人となる。

パリ五輪ではあと一歩のところでメダルを逃した山下だが、今年の全米女子プロ選手権ではメジャー自己最高の2位に入った。既にその名を世界にとどろかせているだけに、3度目の全英女子オープンでも好プレーが期待される。

AIG全英女子オープンの模様は、U-NEXTで独占生配信する。日本人選手の活躍はもちろん、世界のトップゴルファーたちの最高峰のプレーを届ける。

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