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【サーフィン】五十嵐カノアが2年ぶりCT決勝進出で2位 通算2勝目逃すも23日開幕WGへ弾み

[ 2024年2月22日 11:01 ]

サーフィンチャンピオンシップツアー第2戦ハーレープロサンセットビーチ最終日 ( 2024年2月21日 米ハワイ州オアフ島サンセットビーチ )

五十嵐カノア
Photo By スポニチ

男女の準々決勝以降が行われ、男子で21年東京五輪銀メダルの五十嵐カノア(26=木下グループ)が、今季最高となる2位に入った。プロ最高峰のチャンピオンシップツアー(CT)では19年の第3戦以来、5年ぶりとなる通算2勝目は逃したものの、23日にプエルトリコで開幕するワールドゲームズ(WG=世界選手権に相当)に弾みを付けた。

準々決勝でハワイ選手、準決勝で南アフリカ選手を破った五十嵐は、今回と同じサンセットビーチで行われた22年の第2戦以来の決勝進出を果たした。その決勝ではCT通算5勝を誇るジャック・ロビンソン(オーストラリア)と対戦。35分間ヒートの中盤に今大会最高となる9・87点を叩き出した相手に屈したが、7点台のライディングを2度見せるなど、2年ぶりの決勝進出で地力を証明した。

22年のWGで初優勝を果たした五十嵐は、昨年のCT総合順位により、今回のパリ五輪代表に条件付きで内定。今年のWGに出場することで、2大会連続の五輪代表に正式に内定する。

◇五十嵐 カノア(いがらし・かのあ)1997年10月1日生まれ、米カリフォルニア州出身の26歳。両親の影響で3歳から競技を開始。9歳で米国アマチュアチームの強化指定選手入り。13歳でプロ転向し、16年からプロ最高峰のCTに参戦。18年に日本へ登録変更し、19年5月にCTで初優勝。21年東京五輪銀メダル、22年ワールドゲームズ(世界選手権に相当)優勝。昨年9月からハーバード大のビジネススクール(大学院)に通う。1メートル80、78キロ。カノアはハワイの言葉で「自由」の意味。

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