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【羽生結弦さん、語る(1)】RE_PRAY完走「今日もここに魂を込めて滑りを置いてきた」

[ 2024年2月19日 20:17 ]

<「Yuzuru Hanyu ICE STORY 2nd "RE_PRAY" TOUR」>演技をする羽生結弦さん(撮影・小海途 良幹)
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フィギュアスケート男子の五輪連覇者でプロスケーターの羽生結弦さん(29)の単独公演第3弾「Yuzuru Hanyu ICE STORY 2nd "RE_PRAY" TOUR」の千秋楽公演が19日、横浜市・ぴあアリーナMMで行われた。昨年11月の埼玉、1月の佐賀、17日から始まった横浜を合わせ全6公演を走り抜いた。以下は、公演後の囲み取材全文。

――横浜での2日間を終えてどうか?
「いやあ、ホント...。これまで、ツアーということで、回を重ねるごとにいろんな課題が見つかったり、達成できたものが見つかったり、本当、毎回毎回進化すべきところが見つかっていくので。なんかある意味で前半は特にですけど、競技者として戦っていくような。過去の自分をどうやって乗り越えていくのか、強くなっていくのかっていうことを常に考えながら、本当にストイックに自分を追い込みながら練習をしてこれた横浜公演だったなって思ってます」

――今、この3公演(埼玉、佐賀含め)を走り切って心にあるのは。
「達成感はありますね。やっぱり本当に。今までの自分と比較しても、一番練習してきたんじゃないかなってちゃんと思えてますし。食事面だったり睡眠面だったり、いろんなことにずーっと気を使いながら過ごし続けた日々だったので、それがある意味報われた1日でもありましたし。何より、見てくださる方々が本当にうれしそうな顔をしてくださっていたんで、ホント頑張ってよかったなって思ってます」

――新しいアイスストーリーを期待しいてる人も多いと思うが、構想は。
「いやーもう本当、GIFTの時も思いましたけど。もう、すっからかんなんで、今。もう、とにかく出し尽くしたなって思えるぐらい、今日もここに魂を込めて滑りを置いてきたと思いますし。何よりこうやってアイスストーリーとか、アイスショーとか、そういったことをさせてくださるのは、やっぱりこうやって取材に来てくださる皆さまだったり、見てくださる皆さまだったり、それを読んだり聞いたりしてくれる皆さまがいるからこそだと思っているので、そういう方々に本当に感謝の気持ちを持ちながら、これからも自分なりに一生懸命頑張っていきたいなって思っています」

――「破滅ノーミス」と言っていたが「破滅への使者」のテーマは。なるべく簡潔に。
「はははははは(笑い)。まあ簡潔に言えば、日々が毎日続いていく。で、その中にはすごく刺激的な日々があれば、何もない本当にどんよりとした暗闇っていうか、曇りの続いたような日があったり。そういう中でも生きていこうって。皆さん生きてくださいって。そんなメッセージを僕はこの中に込めているつもりです。で、その中で最終的に命っていうのは巡っていくし、でも、巡っていくけれども、たった一つの今のこの人生をちゃんと生きてほしいって、そんな祈りを込めて、このストーリーをつくりました。簡潔でした?大丈夫?(笑い)」

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