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藤井菜々子「パリでは上位を目指したい」 女子大会新V&五輪切符

[ 2024年2月19日 04:40 ]

陸上・パリ五輪日本代表選考競技会兼日本選手権20キロ競歩 ( 2024年2月18日 神戸市六甲アイランド甲南大学周辺コース )

応援の横断幕の前を通過する藤井菜々子 (撮影・亀井 直樹)
Photo By スポニチ

女子は藤井菜々子(24=エディオン)が大会新記録の1時間27分59秒で優勝。パリ五輪派遣設定記録1時間28分30秒も上回って2大会連続の五輪出場も手にした。「目標が派遣設定記録の突破と優勝の(五輪)内定だったので、ホッとしています」と話した。

「10キロくらいまでは1キロ4分25秒前後で押していって、あわよくば(1時間)27分台だぞと思っていた」。序盤は女子日本記録を持つ岡田と競り合うも、中盤でペースを上げると独り旅となり、日本歴代2位のタイムでゴールに入った。

東京五輪は13位と苦しんだ。「パリはエースとして上位を目指したいという欲が出ている。まず、先頭集団についていきたい」と意気込む。

課題はスピード強化、春先は海外レースを転戦しながら真夏の勝負に備える。

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