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大谷メジャー1年目指揮官・ソーシア氏の優しさ変わらず 「翔平が来年投げるのを見るのが待ち切れない」

[ 2024年4月19日 01:30 ]

エンゼルス時代の大谷(右)とソーシア監督
Photo By スポニチ

【ヤナギタイムズ】日本ハム時代の13年12月からドジャースの大谷翔平投手(29)を本格取材し、TBS系情報番組「ひるおび」、「ゴゴスマ」などに随時出演する本紙MLB担当・柳原直之記者(38)の連載コラム「ヤナギタイムズ」。今回は大谷の"恩師"に迫った。

優しい笑顔は変わっていなかった。元エンゼルス監督で現役時代に捕手としてドジャースでプレーしたマイク・ソーシア氏(65)が、元球団職員の始球式で捕手役を務めた。大谷のメジャー1年目の18年にエ軍監督を務めたソーシア氏は「翔平は偉大なキャリアを築くだろう。今季もMVP級の成績を残すと思う」と期待した。

当時のソーシア監督は日本ハム流を踏襲し、休養日を設けながら二刀流で起用した。慎重な一方、フル回転を期待する際は「セイゲンナシ」と日本語で語って場を盛り上げるのが定番だった。開幕直前は極度の不振に陥ったが、潜在能力を疑わず、起用し続けた。6月に右肘じん帯損傷が判明して10月に手術となったが、新人王を獲得。21、23年の満票MVPはこの時の経験なくしてないだろう。

この日は「翔平が来年投げるのを見るのが待ち切れない」と2度繰り返した。18年の手術の責任を感じていたのかもしれない。タイミングが合わず、ソーシア氏と大谷の再会はかなわなかったが、いつかまたツーショットを見てみたい。

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