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巨人・杉内コーチ「頑張ったね、ピッチャー、すげえよ」 延長12回を0―0 チーム防御率は1.72に

[ 2024年4月19日 22:56 ]

セ・リーグ 巨人0―0広島 ( 2024年4月19日 マツダ )

<広・巨>12回、引き分けで終えるも戸郷(左)は阿部監督に出迎えられる (撮影・西川祐介)
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巨人の杉内俊哉投手チーフコーチ(43)は投手陣の奮闘を手放しで称えた。

この日は打線が9回まで2安打しか打てず、延長12回を終えても今季最少の計4安打で無得点。だが、投手陣は7回4安打無失点の先発右腕・戸郷から高梨、船迫、西舘、ケラー、横川と6投手が無失点リレーで12回をしのぎ切った。

「頑張ったね、ピッチャー、すげえよ」と自ら切り出した杉内コーチ。

前回登板した12日の広島戦(東京D)で5回8安打4失点降板していた戸郷については「前回やられていたので、ちゃんとね、やり返してくれたんじゃないかと思います」とし、「点も入ってりゃ勝ちもついていたんですどね、これは仕方ないですよね」と冷静に受け止めた。

好投に感謝しつつ「ちょっと抜くところあるから。抜きどころちょっと、先頭よく抜いちゃうからね。それでヒット打たれるところ多いけれど、そういうところをもうちょっと勉強していってくれたらいいなと思います」と若きエースの課題も口にした杉内コーチ。「だいたい去年もこの時期くらいから調子が上がってきたので、それを期待したいですね」と語った。

戸郷は4回、野間のピッチャー返しの打球がワンバウンドしてから左ふくらはぎ付近に当たるアクシデントもあった。だが、それに関しては「問題ないです」とし、守護神・大勢温存については「今日は勝ち越し以外使わないと決めていたので」とコメント。西舘については「明日はちょっと無理かな」と"上がり"を示唆していた。

なお、巨人投手陣は開幕18試合を終えて、チーム防御率1.72。12球団唯一の1点台を誇っている。

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