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元阪神・下柳剛氏「言わなきゃいいのに」後悔したトレードでの捨て台詞 矢野氏も爆笑「それ言っちゃうの」

[ 2024年4月19日 22:12 ]

阪神時代にバッテリーを組んだ下柳剛投手(右)と矢野燿大(矢野輝弘)捕手
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元阪神の下柳剛氏(55)が、19日までに自身のYouTubeチャンネルを更新。盟友でもある前阪神監督の矢野燿大氏(55)をゲストに招き、過去の思い出話に花を咲かせた。

話題は2人ともが経験したトレードになった。下柳氏は日本ハムから阪神へ移籍したトレードも経験したが、その前の1995年オフに、ダイエーから日本ハムへトレード移籍している。

当時の球界には「トレード」=「球団から捨てられた」というイメージがあり、下柳氏も「捨てられた感」を感じてしまったという。

そのため球団事務所で「言わなくていいのに、"お前ら絶対後悔させたるからな"って最後言って。もう、捨て台詞...今だったら言わなきゃいいのにって思う」と苦笑いを浮かべると、矢野氏は「それを言う下柳が面白いんよな〜。言っちゃうの」と笑いをこらえ切れなかった。

当時は選手会の副会長だったという下柳氏。それ以前に決まったトレードが何件かあり「送別ゴルフをしましょうって、ゴルフ場を取ったり、景品も準備してたけど、最終的に俺もトレード」というオチが付いたと笑った。

ただ、矢野氏が「でも、トレードでお互いに人生変わってな、よかった」とつぶやくと、下柳氏も「ホンマにありがたかった」としみじみと振り返った。

矢野氏も中日から阪神にトレード移籍。当時の中日監督だった星野仙一さんと、その後阪神で再び師弟関係になる複雑な事情があった。「俺はシモよりは若干大人やから、捨て台詞は吐かなかったけど、シモみたいに素直じゃないから、思っているけど口には出せへん。でも、中日、見返したい。星野さんを見返したい。そういうのがパワーに変わった」と反骨心が芽生えた岐路だと語り、「人生のターニングポイントになった」とうなづいていた。

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