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夏の甲子園2部制一部導入は「4試合日の2部制」へ布石 「課題洗い出す」大会本部は全日程導入へ強い決意

[ 2024年4月19日 21:34 ]

甲子園球場
Photo By スポニチ

日本高野連は19日、大阪市内で第106回全国高校野球選手権大会(8月7日から17日間)の第2回運営委員会を開き、一部日程で試合開始時間を午前と夕方に分ける「2部制」の導入を承認した。

対象日は一日の試合数が3試合の第1日から第3日(同7〜9日)までで、熱中症対策の一環として大会史上初めて実施される。

主催社である朝日新聞の志方浩文大阪本社代表室高校野球総合センター長は「これが最終形とは思っていない。まず2部制をやることで課題を洗い出し、今後の4試合日の2部制実施の可能性について探っていきたい」と将来的な4試合日の2部制導入について言及した。

今回は第2、3日の午前の部に2試合を集めた。将来的な「午前2試合、午後2試合」の2部制導入に向けて課題を把握する狙いがある。

同氏は「去年はクーリングタイムを導入し、一定の効果があった。今年に何も進まないという選択肢はなく、去年と同じでいいという考え方はしていない。(暑さ対策について)何かしら一個進めたかった」と改革の背景を明かした。

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