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Occludin-Knockout Human Hepatic Huh7.5.1–8-Derived Cells Are Completely Resistant to Hepatitis C Virus Infection.

Shirasago, Y., Shimizu, Y., Tanida, I., Suzuki, T., Suzuki, R., Sugiyama, K., Wakita, T., Hanada, K., Yagi, K., Kondoh, M., Fukasawa, M.

Biol. Pharm. Bull., 2016, 39:839-848.

細胞接着に関与する細胞膜タンパク質オクルディン(Occludin)は、C型肝炎ウイルス(HCV)の細胞への侵入過程に関わる宿主細胞因子の一つとして知られています。しかし、肝細胞でのHCV感染にオクルディン分子が必須であるかは、最終的な結論が出ていませんでした。そこで私たちは、ヒト肝臓がん由来株化細胞Huh7.5.1-8からゲノム編集技術(CRISPR/Cas9システム)を用いてオクルディン遺伝子を破壊したオクルディン欠失細胞(OKH-4株と命名)を樹立し、検討を行いました。

  1. コレステロール合成に関わるスクアレン合成酵素を標的としたC型肝炎ウイルスに対する抗ウイルス戦略
  2. CERTのセリン315のリン酸化は、オルガネラ間のセラミド輸送に必要とされるCERT-VAP間の相互作用を調節する
  3. TALEN技術を用いてのスフィンゴ脂質関連遺伝子の欠損したHeLa細胞変異株の樹立
  4. セラミド選別輸送タンパク質CERTのプレクストリン相同ドメインによるゴルジ体会合の構造基盤
  5. マウス・プリオン蛋白質のアミノ酸配列100-104番目の領域は、プリオンに感染した神経芽細胞腫におけるPrPCからPrPScへの変換を制御する
  6. 細胞内生育期のクラミジア・トラコマチス菌は宿主スフィンゴミエリンを獲得するためにGBF-1とCERTを異なる役割で利用する

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