学友会では、国立予防衛生研究所時代から、感染症に関する複数の書籍を出版してきました。教科書・参考書として、多くの研究者や学生に長く読み継がれてきましたが、なかには残念ながら絶版扱いになっており、現在では入手困難な書籍もあります。いずれも資料的価値が高いことから、これらを電子化して一般公開できないかとの要望が、以前より学友会の内外から寄せられていました。
そこで丸善出版株式会社の同意を得て、2015年3月より以下の書籍の無料公開を始めました。ぜひご活用ください。
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*©Kokuritsukansensyoukenkyujyo-gakuyukai 1964
- ウイルス実験学 総論
組織培養法、ウイルス定量法、抗体測定法、不活化方法など、ウイルスの取り扱いに必要な基本的手法が解説されている。 - ウイルス実験学 各論
各種DNAウイルス、RNAウイルス、リケッチア、クラミジアについて、病原体の性質、分離・培養法、同定法、精製法などが解説されている。 - 日本のワクチン
日本で使われている各種ワクチンについて、対象となる疾病の概要とともに、使用法、製造法、試験法などが紹介されている。またワクチンのための免疫学概論も解説されている。 - ワクチンハンドブック(日本語版)
「日本のワクチン」を全面改訂。多くの図版を取り入れ、基礎知識のない読者にも理解されるよう配慮がなされた一方、ワクチン開発の歴史・将来像も解説されている。 - Vaccine Handbook(英語版)
「ワクチンハンドブック」(日本語版)の英訳。