詳細

掲載日:2024年12月6日

所長 脇田 隆字が、長年にわたり社会、文化、芸術、産業などの各分野で優れた功績

があった東海三県出身者や団体に贈られる第56回「東海テレビ文化賞」を受賞しまし

た。

脇田隆字所長は東海テレビ文化賞・学術分野から、

・世界で初めてC型肝炎ウイルスの感染症ウイルス粒子の作製に成功

・新型コロナウイルス感染症対策専門家会議の座長として感染拡大防止に活躍

以上の功績により選出いただきました。

国立感染症研究所 所長 脇田 隆字が 第56回「東海テレビ文化賞」を受賞しました

詳細

掲載日:2024年11月22日

クラリベイト(Clarivate)より、世界最高峰の研究者を選出した「高被引用論文著者 (Highly Cited Researchers 2024)」が発表され、当所感染病理部長 鈴木 忠樹が選出されました。

2024年版 高被引用論文著者リスト: https://clarivate.com/highly-cited-researchers/

「Highly Cited Researchers(高被引用論文著者)」とは、学術・政府機関、ライフサイエンス・ヘルスケア、および知的財産の分野で深い専門知識と結びついたサブスクリプションおよびテクノロジーベースのソリューションを提供するクラリベイトが、絶え間なく高い評価を得ている影響力のある研究者を引用分析により特定しているもので、特定出版年・特定分野における世界の全論文のうち引用された回数が上位1%に入る論文著者であり、後続の研究に大きな影響を与えている科学者や社会科学者が選出されます。

「Highly Cited Researchers 2024」では世界から6,886名が選定され、そのうち日本の研究機関を第一所属とする研究者は78名となっています。

鈴木 忠樹

受賞分野:クロスフィールド

所属:国立感染症研究所感染病理部 部長

[画像:st]

(略歴)

2002年3月 北海道大学医学部 卒業

2006年3月 北海道大学大学院医学研究科博士課程 修了

2006年4月 北海道大学人獣共通感染症リサーチセンター 学振特別研究員(PD)

2009年10月 国立感染症研究所 感染病理部 第二室 任期付研究員

2011年10月 同 感染病理部 第二室 研究員

2013年4月 同 感染病理部 第四室 室長

2015年8月-16年9月 米国CDC, Infectious Diseases Pathology Branch 客員研究員

2020年1月-現在 国立感染症研究所 感染病理部 部長

2021年4月-現在 早稲田大学理工学術院 客員教授

2024年4月-現在 千葉大学大学院医学研究科 客員教授

鈴木忠樹部長は、国立感染症研究所の感染病理部長として、微生物学および病理学の分野で数多くの重要な研究を行っています。特に新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)やインフルエンザウイルスなどの呼吸器ウイルス感染症に焦点を当てた研究に取り組んでいます。COVID-19パンデミック中は、COVID-19の病理学的解析を通じて、病態メカニズムや免疫の応答の解明に貢献しました。

更に最近は、呼吸器ウイルスの排出制御に関わる免疫に着眼し研究を進めています。また、経鼻インフルエンザワクチンの開発研究や、重症熱性血小板減少症候群(SFTS)などのダニ媒介性感染症の病理学的研究も行っています。

これらの研究は、感染症の診断や予防法、治療法の開発に大きな影響を与えるとともに、感染症対策の基盤となる重要な知見を提供しています。

関連リンク

https://researchmap.jp/tadakisuzuki

詳細

掲載日:2024年10月18日

令和7年(2025年)4月1日に、国立感染症研究所(NIID、所長:脇田隆字)と国立国際医療研究センター(NCGM、理事長:國土典宏)が統合し、 国立健康危機管理研究機構(Japan Institute for Health Security)が設立されることとなりました。

「JIHS」は世界トップレベルの「感染症総合サイエンスセンター」を目指します。 両組織の職員および国立看護大学校学生・研究課程部生を対象とした公募型募集を経て誕生したロゴマークを紹介します。

国立健康危機管理研究機構(Japan Institute for Health Security)のロゴマークが誕生(プレスリリース)

詳細

掲載日:2024年9月2日

国立感染症研究所(所長:脇田 隆字)は、国立大学法人大阪大学(学長: 西尾 章治郎)及び国立研究開発法人国立国際医療研究センター(理事長: 國土 典宏)と2024年8月30日、研究及び教育における包括的連携協力に関する協定(以下「本協定」)を締結しました。

本協定により、三機関が緊密な連携のもと、研究及び教育における協力関係を構築し、感染症に係る創薬等の研究開発の促進、感染症疫学研究をはじめ各分野における人事交流を通して人材育成を行うことができるようになります。

国立大学法人大阪大学、国立研究開発法人国立国際医療研究センター及び国立感染症研究所との包括的連携協力に関する協定を締結(プレスリリース)

詳細

掲載日:2024年8月28日

感染症危機管理における人材育成・確保のための研修等プログラム集
~将来の感染症危機に向けて~ 2024年夏版
を公開しました。

国立感染症研究所、国立国際医療研究センター合同で、感染症危機管理に関連する研修等のプログラムを取りまとめた冊子を作成いたしました。

2024年夏版として公開いたします。
(2025年4月のJIHS発足を踏まえた増補版を年度内に公開予定です)

感染症危機管理における人材育成・確保のための研修等プログラム集(2024年夏版)

1 / 6 ページ

Copyright 1998 National Institute of Infectious Diseases, Japan

AltStyle によって変換されたページ (->オリジナル) /