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少年院のかたち

少年院のかたち

篤志面接委員として少年や少年の心に寄り添う人たちとの対話から見えてきたものとは?

著者 毛利 甚八
ジャンル 法律 > 少年法 > 一般書
出版年月日 2008年07月30日
ISBN 9784877983833
判型・ページ数 4-6・288ページ
定価 本体1,700円+税
在庫 在庫あり

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家裁判事を主人公とした漫画『家栽の人』の原作者が、篤志面接委員として初めて飛び込んだ少年院という世界。少年や少年の心に寄り添う人たちとの対話から見えてきたものを、エッセイ、インタビュー、小説で収めた。
第1部 育ち直しの歌「少年よ ウクレレを抱け!」
1 それはブルースの話で始まった
2 「可愛い」と思わずにいられない
3 法務教官という複雑な仕事
4 おこってごめんね
5 東北少年院の出院式
6 少年よウクレレを抱け
7 置賜学院での作文指導
8 北海道沼田町の社会復帰施設問題
9 「一ミリ」の働きかけ
10 少年院でCDをつくる
11 ポジティブとネガティブ
12 三原スエと柳原白蓮の熱き想い
13 少年院は天才を育てる場所じゃない
14 「光市母子殺害事件」を考える


第2部 法務教官インタビュー 法務教官という生き方
1 門脇高次さん
法務教官になりたい。そう思ったのは十七歳の時です。
2 和田英隆さん
こんな俺に素直さがあるのであれば、少年のなかにもそれがあるはずだ。
3 深田幸子さん
生きていれば、なんとかなるやん。
4 佐々木世紀さん
脂汗を流しながら、少年を見ているだけです。
5 長田 亮さん
十八歳の時、涙が涸れてしまったんです。
6 伊藤雅子さん
少年たちに足りないのは、やっぱり愛だと思います。
7 濱野智浩さん
初心に帰ろうと、少年調査記録を気をつけて読むようになりました。
8 谷越鈴子さん
こつこつ働き、家族と仲良く。それが乙女の生きる道。
9 藤 淳隆さん
まずは自分がやってみせる。運動をすればカチカチの心がほぐれていきます。

第3部 小説 法務教官・深瀬幸介の休日
1 誕生日の朝
2 笑わない男たち
3 銀の車輪が回る
4 キュウセンの味
5 純白のハンカチ
6 ハードレイン(激しい雨)
7 木漏れ日

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