習近平国家主席とロシアのプーチン大統領は29日、中露エネルギービジネスフォーラムに書簡で祝辞を寄せた。新華社が伝えた。
習主席は祝辞で「現在、中露包括的・戦略的協力パートナーシップは高水準の運営を保ち、各分野の協力は発展し続けている。近年、両国のエネルギー協力は実り豊かな成果を挙げ、両国の経済・社会発展の促進に積極的役割を果してきた。中国側はロシア側と共に中露エネルギー協力をさらに新たな段階へ押し上げることを望んでいる」と指摘。
「中露エネルギービジネスフォーラムの開催は私とプーチン大統領の重要な合意であり、双方の企業のために直接対話・交流のプラットフォームを築き、協力のチャンスを幅広く探り、協力のニーズを精確にマッチさせることを旨としている。フォーラムに出席する来賓が『中露エネルギー貿易、投資及び金融の包括的協力の一層の深化』というテーマをめぐり、踏み込んで意思を疎通し、共通認識を形成し、現有の協力を確固たるものにし、新たな協力機会を掘り起こし、中露エネルギー協力の一層の成果を後押しし、両国民により良く恩恵を及ぼすことを希望する」と強調した。
プーチン大統領は祝辞で「露中包括的・戦略的協力パートナーシップは着実かつ持続的に高まっている。エネルギー協力は露中関係の重要部分をなし、近年目覚ましい発展を遂げている。今回のフォーラムは議事日程が豊富で、内容が充実し、議題は石油・天然ガス、石炭、電力、投資、科学研究、環境保護分野の協力を含んでおり、両国のエネルギー企業に非常に広範な共通利益があることを十分に物語っている。両国の政府機関、エネルギー企業、金融機関、シンクタンクの来賓は内容豊かで建設的な対話をし、双方の互恵協力の新たなモデルを探るものと信じる」とした。(編集NA)
「人民網日本語版」2018年11月30日
このウェブサイトの著作権は人民日報社にあります。
掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257
Mail:japan@people.cn