ホームページに設定
人民網モバイルニュース配信 I-mode登録 中国語版 日本频道
2018年9月27日

中日対訳 健康知恵袋 企画集 北京のお気に入り

ホーム 新着 経済 社会 政治 科学 中日 カルチャー 特集 コメント 評論 写真 動画 過去の記事
中国における日本企業 経済用語集 中国投資情報 企業 自動車 不動産 金融 家電 IT・通信 資源
中国の夢 あつまれ!中国の日本人
指導者関連報道 外交部記者会見 鍾声国際論評 望海楼評論 共産党ニュース
宇宙開発 月探査 資源・能源 電子・通信 科学調査 原子力
中国メディアが見る日本 外国人が見る中国
芸能スクープ 映画祭 映画速報
特集 企画 在中日本人の記録番組:中国と共に生きる ニュースエクスプレス
週間!深読み「日本」 人民日報評論コラム「望海楼」 人民日報鍾声国際論評
日本チャンネル 中国語版 スマホ版
政治|経済|社会|文化|中日
科学|写真|動画|対訳|企画
Apple 新浪 ツイッター FB LINE 微信 RSS
人民網日本語版>>経済

在日中国人学者が中米貿易摩擦白書を「道理・根拠・節度ある」と評価

人民網日本語版 2018年09月26日16:40

国務院新聞弁公室はこのほど「中米経済貿易摩擦に関する事実と中国の立場」白書を発表した。日本において有名な経済学者で福井県立大学名誉教授の在日中国人・凌星光氏は白書について、「中国には道理もあり、根拠もあり、節度も備えており、多国間貿易体制を守ろうとする決意と意思は明らかだ」とコメントした。中国新聞社が伝えた。

凌氏は、「この白書は事実を列挙し、道理を説くもので、大量の事実とデータによって中米経済貿易関係の基本的状況を全面的に紹介し、中米経済貿易の健全な発展の利益と米国が保護貿易主義と貿易覇権主義を推し進めることの長期的な弊害を説明し、中米貿易摩擦における中国の立場を明らかにし、国家の利益と多国間貿易体制を守ろうとする固い決意を表明したものだ」と述べた。

凌氏は、「経済のグローバル化の流れは止められるものではなく、世界の圧倒的多数の国が自由貿易と多国間主義を擁護している。正義は人々の心の中にあり、トランプ政権が推進する一国主義と保護貿易主義は人心を得ることはできず、必ず失敗に終わるだろう。白書の発表はあらためて米国に警鐘を鳴らしたものだといえる」と強調した。

凌氏は米国が強調してきたいわゆる「公平取引」については、「公平とは相対的なもので、絶対的なものではない。強者が弱者に適切な配慮をしなければ、道義や公平を体現することはできない。これまで、中国は世界貿易機関(WTO)のルールに基づき、一連の優遇条件を享受してきた。今や、中国は急速に発展し、特に一部の分野では飛躍的な進歩を遂げ、開放の拡大、輸入の関税引き下げなどの面で非常に大きな努力を続けてもいる。だが現在の中国はいまだに発展途上国であるという現実は変わらず、一人あたり平均の発展水準が低いという現実も変わらない。米国が絶対的で対等なやり方をひたすら追求するのは、まさしくWTOの公平のルールに背くものだ」と述べた。

さらに凌氏は、「米国が米国のやり方に固執するなら、さまざまな破壊的影響をもたらす可能性がある。第一に、中米経済がともに影響を受けることになる。第二に、中米が長期にわたり築き上げてきた相互信頼が破壊されることになり、これには各種のコミュニケーションのチャンネルやメカニズムなどが含まれる。第三に、世界の多国間貿易体制と自由貿易の原則に深刻な脅威をもたらすことになる」と指摘した。

凌氏は続けて、「中米経済貿易関係の健全な発展は世界の平和、安定、繁栄に関わる。和すれば共に利し、争えば共に損をする。平等・相互利益、協力・ウィンウィンこそが双方が矛盾を解決する正しい道だ」と述べた。(編集KS)

「人民網日本語版」2018年9月26日

人民網日本語版LINE公式アカウント開設人民網日本語版LINE公式アカウント開設

関連記事

最新ニュース

注目フォトニュース

コメント

最新コメント

アクセスランキング

中国メディアが見る日本

AltStyle によって変換されたページ (->オリジナル) /