王毅国務委員兼外交部長(外相)は12日、ASEANのリム・ジョック・ホイ事務総長と北京で会談した。新華社が伝えた。
王部長は「中国とASEANが戦略的パートナーシップを構築してから今年で15年になる。双方は過去15年間の協力の成果を基礎に、より緊密な運命共同体を手を携えて共同建設することで合意し、これを確認した。第1に、『中国ASEAN戦略的パートナーシップビジョン2030』を定める。第2に、中国ASEANイノベーション年を成功させる。第3に、『一帯一路』イニシアティブと『ASEAN連結性マスタープラン2025』などASEANの発展計画の連携を強化する」と表明した。
リム・ジョック・ホイ事務総長は「ASEAN事務局は積極的な役割を果たし、政治、経済・貿易、社会、人・文化など各分野で中国との協力を深めたい」と表明した。
両氏は南中国海問題についても意見交換。中国とASEAN諸国の努力によって、南中国海情勢は明らかに安定に向かっているとの認識で一致した。(編集NA)
「人民網日本語版」2018年6月14日
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