中国IMT-2020(5G)推進チームは16日、5G技術研究開発試験第3段階第1期マニュアルを正式に発表した。第3段階のテストを通じ、中国の5G産業チェーンの主要部分は年末までにほぼプレコマーシャルの水準に達する見通しだ。新華社が伝えた。
中国工業・情報化部(省)情報通信発展司の聞庫司長は、16日に開かれた5G技術研究開発試験第3段階マニュアル発表会で、「5G技術研究開発試験第3段階は、5Gの商用化実現前の重要な一歩で、5G技術試験第3段階マニュアルの策定と発表は極めて重要だ」と述べた。聞氏は第3段階の試験の展開について、▽国際標準の流れに基づき、プレコマーシャル設備の研究開発の推進を加速する▽5G技術研究開発試験プラットフォームの集積効果を発揮し、整った産業チェーンの構築を加速する▽5G周波数帯の計画と結びつけ、3.5GHZと4.9GHzの研究開発を同時に推進する▽業務の応用発展を促進し、5G応用コンクールを開催する――という4案を打ち出した。
5G研究開発試験に参加する多くの企業は、試験目標達成のため投資を拡大し、製品の研究開発を加速し、産業の協力を強化すると表明した。試験によって技術・製品ロードマップを明確にし、世界の5G標準及び産業発展に貢献していく。(編集YF)
「人民網日本語版」2018年1月17日
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