今後個人の信用がビザ申請時に一役買うことになりそうだ。7日、国内初の個人信用情報機関「芝麻信用」が全国範囲の信用測定を行った。支付宝(アリペイ)ユーザーは自分の信用値「芝麻ポイント(個人の信用を350〜950ポイントで評価、高いほど信用がある)」を簡単に調べることが可能となり、芝麻信用はアリトリップ(阿里旅行・去啊)と合同で「信用ビザ」サービスを提供することとなった。昨日より、700ポイント以上の芝麻ポイントをもつユーザーは芝麻信用報告を利用してシンガポールのビザを申請することができるようになり、資産証明や在職証明、戸籍証明といった煩雑な書類が不要になる。6月末には、芝麻ポイントが750ポイント以上であれば、ユーザーはルクセンブルクのビザ申請が可能となり、ヨーロッパのシェンゲン圏26カ国の自由な往来が可能となる。北京青年報が伝えた。
「信用日」にアリペイ財布で芝麻ポイントの検索が可能に
昨日、芝麻信用は初の「信用日」を設けた。国内初の個人信用情報機関として、芝麻信用は全国範囲で初めて「信用測定」を行い、ユーザーはアリペイ財布で自分の芝麻ポイントを調べることができる。
芝麻信用はアリペイの親会社であるアリ金融サービスグループが年初に提供を始めた信用サービスで、アリペイユーザーは自分の芝麻信用機能を利用することが可能となる。北京青年報の記者がこのサービスを試用し、アリペイウォレットの「財富」をクリックすると、自分の「芝麻信用ポイント」を簡単に調べることができた。