2014年APEC商工リーダーサミットが、北京国家会議センターで開かれた。習近平国家主席は同サミットに出席し、「持久的な発展を求め、アジア太平洋の夢を共に築く」と題する基調演説を行った。レノボ・グループの楊元慶CEO兼会長は人民網の独占インタビューに応じた際に、「一国が持久的な生命力を手にし、発展の後押しを受けるためには、革新に取り組まなければならない。世界の先進国の経済が発展しているのは、革新を原動力としているからだ」と述べた。人民網が伝えた。
楊CEOは、「革新は当社のようなハイテク企業にとって非常に重要だけでなく、中国という大国の持続的な発展にとっても非常に重要だ。中国経済の長期的な成長は、すでに安価な労働力による生産・製造に依存できなくなった。世界的にもこのようにしている先進国は存在しない。これは欧米諸国が生産・製造を中国に移転してからも、発展を維持できる理由でもある」と指摘した。
楊CEOは、「政府の力強い推奨と各種の政策の支援により、中国の革新力は好転している。かつての生産・製造において、中国の新製品・新技術は、他人のコピー製品と呼ばれた。今はこの状況に変化が生じている。インターネットの時代には、多くの革新可能な空間が存在する。我々は技術革新、事業モデルの革新が可能だ。近い将来、中国に対する評価からコピー文化という悪評を払拭し、中国は革新的な国だと評価されるようになるだろう」と語った。(編集YF)
「人民網日本語版」2014年11月10日