B2Cオンラインショッピングモールの天猫と、マイクロファイナンスを手掛ける阿里小微金融服務集団(小微金融)はこのほど、新たなインターネット金融プロジェクトを立ち上げた。アパレル通販の「まず試着、後で支払」サービスだ。
このサービスなら、ネットで服を購入する際、消費者は注文後に代金を支払わず、直接品物を受け取ることができる(小微金融が先に店側に代金を支払う)。試着後、気に入らなかった場合は、商品に破損・汚損などがない場合に限り直接返品することができる。その場合も店側と交渉する必要はなく、返品の際の配達料金も保険で補償される。揚子晩報が伝えた。
天猫と小微金融はビッグデータを駆使し、消費者のこれまでの消費習慣に基づき、消費者1人1人に対して「まず試着、後で支払」ができる商品の範囲を判定する。これは、ビッグデータによる小口融資の審査と同じようなものだ。同サービスの試行開始から約1カ月で、12万6千人の消費者が13万4千件の商品を購入、最終的に取引を完了した商品は全体の87.2%に達した。(編集SN)
「人民網日本語版」2014年7月9日