■しかくNPO法人 里山を守る会武並 とは?
●くろまる里山を守る会理念
・大切な自然を次世代に残す。
・子どもたちが自然を愛する心を育てる。
・市民参加のまちづくりで地域社会の活性化に貢献。
里山を守る会武並・保育園
里山を守る会が整備を行う「たいれいロードパーク」で生き物とのふれあいを楽しむ武並保育園の子どもたち
●くろまる設立経緯
『NPO法人 里山を守る会武並』(以下「守る会」)が森林・公園整備を行う「たいれいロードパーク」は、大正9年に田中守平が太霊道の恵那総本院を建設した場所で、昭和4年に田中守平が亡くなるまでは多くの参詣者が訪れる場所でした。その後太霊道の衰退とともに雑木林と変貌を遂げていましたが、親や地域の方からかつての栄華を聞いて記憶の片隅に残っていたそう。
平成20年頃、周辺の自治会メンバーなどが集まる交流会の席で、子どもの頃に聞いてきた記憶をたどって、太霊道本院があった場所には滝があったらしいという話題となりました。現在の「守る会」副理事長、牧野さんと西尾さんとで実際に見に行こうと、先が見えないジャングルのような雑木林をかき分けて探しに行き、滝があった形跡を発見します。この滝に水を流してみようとパイプをかついで水を流そうとしたのが「守る会」の活動の始まり。その後、滝の近くに池もあったらしいという話や、実際にその池に渡された橋の上にたたずむ田中守平の写真も見つかることで、池の再現や周辺の森の整備に発展していきました。
ジャングルのような雑木林に池や滝を再現するとなると重機が必要となるとても大がかりな大工事。奇跡とも言えるタイミングの合致などで、資材や労力を提供してくださる企業とめぐりあい、驚くほど作業は順調に進んでいきました。今後の活動における資金調達などの利便性を考え、平成24年3月にNPO法人として登録。現在は正会員・協力会員を含めて100名近い団体となり、岐阜県の「清流の国ぎふ森林・環境税」や(公財)都市緑化機構の「花王・みんなの森づくり活動助成事業」などを活用しながら活動しています。
里山を守る会武並・開会式
■しかく活動内容は?
月1回の理事会において、次の活動日の作業内容を話し合い、翌月の理事会直近の日曜に会員が集まって公園や森の整備を行っています。
定例作業日は月1回ですが、意欲的な方々が毎日誰かしら自主的に作業を行っており、朝の5時から作業を行っていたこともあるのだとか。そうした会員の方々の姿を見て、今では地域の方が花を植えたり草引きをしたり、シルバーの方たちも活動できる場となったりと、憩いの場となっており、会員の想いは地域住民へと波及しているようです。また、このように手入れを続けてきたことで、公園内ではいろんな植物や生き物が見られるようになってきています。
里山を守る会武並・活動
■しかく木材利用
整備作業によって伐採した木は、公園内で活用します。
写真は木の形を最大限に活かしたベンチ。(これはサンダーで表面を削る前の段階です。)
他にも樹齢100年近いかもしれない木が雪で折れてしまったので、製材してもらって活用したり、しいたけのホダ木として活用したりしています。
木を伐るたびに、今度は何に使おうか、夢が膨らみますね。
里山を守る会武並・ベンチ
■しかく四季の移り変わりを楽しめる公園
春はサクラの花が咲き、夏はハス、秋はモミジの紅葉、冬は降り積もる雪が楽しめるというように、季節ごとにみどころをもった公園となるような樹や植物を植えて育てることで、訪れる人々の目を楽しませています。
公園のシンボルともいえる池は「鏡の池」とよばれ、早朝などの風がなくて池が波打たない時には、まるで水面が鏡のように周囲の景色を映し出します。
里山を守る会武並・公園
■しかく基本情報
理事長:渡邉鋧三
活動地域:恵那市武並地域 たいれいロードパーク・やすらぎの森
活動参考HP:http://takenami.town-ena.jp/modules/takenami/index.php?content_id=5
■しかくサポートセンター取材記事
2014年6月18日(水) 「子どもの地域愛の原点を目指して」
●くろまる里山を守る会理念
・大切な自然を次世代に残す。
・子どもたちが自然を愛する心を育てる。
・市民参加のまちづくりで地域社会の活性化に貢献。
里山を守る会武並・保育園
里山を守る会が整備を行う「たいれいロードパーク」で生き物とのふれあいを楽しむ武並保育園の子どもたち
●くろまる設立経緯
『NPO法人 里山を守る会武並』(以下「守る会」)が森林・公園整備を行う「たいれいロードパーク」は、大正9年に田中守平が太霊道の恵那総本院を建設した場所で、昭和4年に田中守平が亡くなるまでは多くの参詣者が訪れる場所でした。その後太霊道の衰退とともに雑木林と変貌を遂げていましたが、親や地域の方からかつての栄華を聞いて記憶の片隅に残っていたそう。
平成20年頃、周辺の自治会メンバーなどが集まる交流会の席で、子どもの頃に聞いてきた記憶をたどって、太霊道本院があった場所には滝があったらしいという話題となりました。現在の「守る会」副理事長、牧野さんと西尾さんとで実際に見に行こうと、先が見えないジャングルのような雑木林をかき分けて探しに行き、滝があった形跡を発見します。この滝に水を流してみようとパイプをかついで水を流そうとしたのが「守る会」の活動の始まり。その後、滝の近くに池もあったらしいという話や、実際にその池に渡された橋の上にたたずむ田中守平の写真も見つかることで、池の再現や周辺の森の整備に発展していきました。
ジャングルのような雑木林に池や滝を再現するとなると重機が必要となるとても大がかりな大工事。奇跡とも言えるタイミングの合致などで、資材や労力を提供してくださる企業とめぐりあい、驚くほど作業は順調に進んでいきました。今後の活動における資金調達などの利便性を考え、平成24年3月にNPO法人として登録。現在は正会員・協力会員を含めて100名近い団体となり、岐阜県の「清流の国ぎふ森林・環境税」や(公財)都市緑化機構の「花王・みんなの森づくり活動助成事業」などを活用しながら活動しています。
里山を守る会武並・開会式
■しかく活動内容は?
月1回の理事会において、次の活動日の作業内容を話し合い、翌月の理事会直近の日曜に会員が集まって公園や森の整備を行っています。
定例作業日は月1回ですが、意欲的な方々が毎日誰かしら自主的に作業を行っており、朝の5時から作業を行っていたこともあるのだとか。そうした会員の方々の姿を見て、今では地域の方が花を植えたり草引きをしたり、シルバーの方たちも活動できる場となったりと、憩いの場となっており、会員の想いは地域住民へと波及しているようです。また、このように手入れを続けてきたことで、公園内ではいろんな植物や生き物が見られるようになってきています。
里山を守る会武並・活動
■しかく木材利用
整備作業によって伐採した木は、公園内で活用します。
写真は木の形を最大限に活かしたベンチ。(これはサンダーで表面を削る前の段階です。)
他にも樹齢100年近いかもしれない木が雪で折れてしまったので、製材してもらって活用したり、しいたけのホダ木として活用したりしています。
木を伐るたびに、今度は何に使おうか、夢が膨らみますね。
里山を守る会武並・ベンチ
■しかく四季の移り変わりを楽しめる公園
春はサクラの花が咲き、夏はハス、秋はモミジの紅葉、冬は降り積もる雪が楽しめるというように、季節ごとにみどころをもった公園となるような樹や植物を植えて育てることで、訪れる人々の目を楽しませています。
公園のシンボルともいえる池は「鏡の池」とよばれ、早朝などの風がなくて池が波打たない時には、まるで水面が鏡のように周囲の景色を映し出します。
里山を守る会武並・公園
■しかく基本情報
理事長:渡邉鋧三
活動地域:恵那市武並地域 たいれいロードパーク・やすらぎの森
活動参考HP:http://takenami.town-ena.jp/modules/takenami/index.php?content_id=5
■しかくサポートセンター取材記事
2014年6月18日(水) 「子どもの地域愛の原点を目指して」
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ぎふ森林づくりサポートセンター
Author:ぎふ森林づくりサポートセンター
ぎふ森林づくりサポートセンター(サポセン)は、岐阜の森林づくり、里山保全整備、木育、森林環境教育などの活動を支援し、情報発信、講座やイベントの実施、交流の場づくり等を行う、「ぎふの森林づくり総合窓口」です。
県内の森林づくりや『ぎふ木育』に関するイベント情報も『ぎふ森林づくりサポートセンター』HPにて紹介中!
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