[フレーム]

2008年06月22日

分析の続きにアイデアがあるか

分析だけでなく、アイデアが必要ということです。

たしかに、そうです。

発想力、アイデアがあることは、問題解決や新しいことを実行する際に必要です。


そして、分析する際やアイデアを出す際には、フレームワークを知っておくと、理解しやすいですし、アイデアも出しやすいです。

最近の、頭を鍛える系のビジネス書などは、そういうことの重要性を感じている人が多いことから、ベストセラーなどになっているのでしょう。


ただ、このタイトルに合わせて言うなら、「アイデアの続きに、実現力があるか」ということがより重要です。


よく言われるのは、もしあなたのアイデアが素晴らしいものだとしても、似たようなことはどこかの誰かが考えている、実現しなければ意味がない、という感じのことです。


素晴らしいアイデアも、実現できなければ、ただの「思い」になってしまいます。


勝てば官軍という言葉があります。

真似であろうが、勝ってしまえば、ある意味、「なんとでも言える」という感じの言葉でしょう。

某OSなどが思い浮かびますかね。


そして、産業の勃興などを見ていると、勝ち残るのがいかに大変かがわかります。

コンピュータ産業などでは、DECなどはすでになく、IBMもPC部門は売却しています。


実現しても、さらに勝ち続けるには、という話もあるということになります。



分析→アイデア→実現→勝ち続ける


こういう話があるわけです。


ベンチャーに投資する際は、アイデアよりも人(経営陣)に投資すると言われたりします。

これは、実現できることを重視しているからでしょう。


そして、アイデアや発想力は、あって悪いものではないですし、あったほうが良いでしょう。

ただ、成功の必要条件かもしれませんが、十分条件ではないということは、感じておいたほうが良いと思っています。




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