2011年12月20日
univ:東工大の国籍差別に違憲判決
朝日.comによれば、イラン国籍の入学志願者に対して東京工業大学が「安全保障上の懸念」を理由に入学不許可処分にしたという。
東京地裁が12月19日に判決を下し、憲法違反だとして取り消した。
記事に書かれている情報のみを見れば、当然すぎる判決だと思われるのだが、記事の末尾に以下のように書かれているのが目に止まった。
国籍を理由とした入学拒否を違憲とした判決は異例。
いや、それはたしかにそうなんだけど、「国籍を理由とした入学拒否」が異例だから、それを違憲とした判決も珍しいのであって、「異例」と書く場所が間違っているのではないか。
2011年12月20日 学問・資格 | 固定リンク
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