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005 ←近所の家の庭に咲いた珍しい赤いユリの花。ご近所さんのところにも、珍しい花がたくさんある。{我が家のさち」達は、これはと思った花をお互いに交換し合っているようだ。もちろん、所有者の許可を得ています。
写真をダブルクリックすると拡大像が出ます。
手製で恒温槽を作ることができる。用途は半導体の温度試験用。模型店で買える材料と電子部品で製作できる。
ヒーター:パワーMOS FET、保護回路装備。到達温度 常温〜100°C。
温度センサ:ダイオード 断熱材&構造材:軽量バルサ
有効容量:30mmW、30mmH、80mmD 強制循環式、PI制御、 降温用ダンパ装備、上昇速度 80°C/5分。半導体の温度測定用。
難しかったのは、ファンの羽の製作。(出力1W程度の小型DCモーター使用)
各部の回路はすべてオリジナル設計。
ミニミニ恒温槽だけど、やっていることは本格的である。卒研としての特徴は、伝熱係数測定・熱容量なども実測しシステム同定を行った。そして、MatLabによるシミュレーションにも成功。
学生もアナログエンジニアも結構楽しんでミニミニ恒温槽を製作や、測定、シミュレーションを楽しんだ。10年ほど前のことである。実使用も行った。
アナログ電子回路としても、面白い回路となった。
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003_2 ←我が家の庭にも遅まきながらガク紫陽花が咲いた。
リンギング・チョークコンバータ=RCC回路。自励式。
この回路の基本形は3巻き線をもつトランスと1トランジスタで構成される。もうひとつ補助巻き線と定電圧ダイオードを使用すれば出力電圧の安定化も可能である。
Royer回路などとは異なり、通常はコアの磁気飽和を利用しない。
ベース電流とhFEなどで決まる周波数で発振しするので、発振周波数は負荷の影響も受けて変化する。
解析は電力収支とコレクタ電流などを考慮して行う。部品点数が少ないので低コストの用途に使われ、細部には様々なバリエーションがある。しかし、解析と設計は意外に複雑である。
期限切れの特許回路を参考にアナログエンジニアは、安定化RCC回路を構築し、回路シミュレータで設計状態を確認した。早いスイッチング部分と時定数の長い平滑回路を持っているので、それなりの計算時間とトランジスタモデルパラメータの設定が必要である。
小容量のフローティング電源や、充電回路などの用途に向く。発振周波数が種々の要因で変化するので、複雑な回路システムでは全条件での性能確認には労力が必要である。したがって、量産規模が小さいときには磁気マルチバイブレータの方が開発しやすいと私は考えている。
発振回路の詳細な解析は、発振回路の基本動作を知る必要があり、かつ複数のコイルを持つトランスの設計が必要となる。
電源回路設計は難しく、かつ、低コストを要求されるので生産技術との連携も必要となる。
今では、セットメーカーでは電源回路を熟知しているエンジニアは非常に少なくなってきていると思う。
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1_2893 _2895 ←JAXA(宇宙航空研究開発機構)情報センターで撮影したH-IIAロケットLE-7Aの実物展示。撮影、ブログ掲載もOKでした。写真をクリックすると拡大像が出ます。
推力112トンのこのエンジンの展示は圧巻。地上燃焼試験に使用した実物の展示。(JSF081010T、JSF081020Tより)
美しい造形美であるとともに、意外にコンパクト。ただし、上部の燃料供給用ターボポンプは展示室の高さの制限により取り外しているとのことである。
独特の風合いを持った色調の材質が主体で、チタン合金の色合いに近いとアナログエンジニアは感じた。ノズル部は別材質?
こんな物の撮影がOKとは思わなかった。小学生のころ、糸川博士の講演を聞いた記憶がいま蘇る。当時、鉛筆の金属キャップとマッチ棒で作ったミニロケットを数m飛ばしたこともある。
iいただいた開発中のLNG推進系のパンフレット(JSF040910T)によると、エンジン失敗報道その後の開発状況とその利点にも触れられている。
日本は軍事ロケットとしては自前で開発しない。しかし、このロケットエンジンには明るい科学的夢と話題を日本の理系人間に提供する力があると私は考える。
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_2845 ←生垣の下に咲いていた花。園芸品種ゼラニウムという名前だそうだ。コンパクトデジカメでの最大クローズアップ写真
念願のガラスサッシのペアガラス化工事が完了した。アナログエンジニア悲願の2重ガラス窓が,伝熱/放射冷却量の多いと考えられる部位に装着された。
装着の言葉を使ったのは,既存の1枚ガラス戸にアダプタを使用して,ペアガラス化できたからである。
「我家のさち」は2重ガラスの効果を信じていない。そこで,私の財布から勝手に工事を行った。
悲願と述べたのは,約30年前の新築時には,ペアガラスはとても高価で手の届く値段ではなかったので,諦めた家の装備であった。
推測では,雨戸の無い窓の冬場の冷え込み低減,防音効果そして,若干の防犯効果を期待している。隔離された2枚のガラス戸を1回で破壊できる工具はそう多くないはず。1分でも多く時間を稼げれば,役に立つ。しかも,断熱雨戸か格子のいずれかが存在している。
我家は,わざと高い塀は使っていない。しかも,センサライト他も使用している。準重要物は耐火金庫,最重要物は某所の高セキュリティの場所に存在する。アーチェリーの道具が組み立ててあれば,正当防衛権を行使できるかもしれない。
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278 ←猫害対策を行ったPC配線。拡大すると配線の状況がよく判る。スパイラルチューブ(一部2重)と粘着テープ、束線材各種で防御してある。材料費と手間がかかっている。
一昨日から、我が家のMainパソコンが著しく不調。safe modeでの起動もしばしば。メモリ関連のエラーも必ず起こる。キーボード関連の不調もある。HDD起動時の異音もある。前回、電源部から発火したA社製のもの。
最も高価な商売道具の回路シミュレータは、当面、大規模解析の予定はない。規模が大きくなければ、ノートPCでも一応作業できる。Mainパソコンでの回路シュミレータはVISTA64bitのOSで動作するかは不明。バージョンアップは必須だろう。
しかし、XP以前から蓄積している解析データや各種資料の方が貴重だ。今失うわけにはいかない。
そこで、パソコンの買い替えを決断。開店と同時に大型電気店に駆け込む。買うPCの目星は付けてある。予算外支出。
買ったのはGateway DX4820!
CPU Q7400搭載(2.66GHz) RAM DDR3対応(4GB) OS(Windows Vista Home Premium SP1)
11時から移転作業開始。新PCの開梱。旧PCの撤収。新PCを仮接続。説明署は見ない。
1時間後Mail開通。複数あるアドレスの接続を確認。Malチェック。
office、 powerポイント インストール開始。一部サインイン失敗。
付属のウィルスチェッカー除去、別のウィルス対策ソフトインストール。遅めの昼食を軽くとる。
USBメモリからバックアップ再開。不調。ノートPCを立ち上げ、ファイル内容確認、再転送。3時、当面必要なソフトをインストール、プリンタドライバをダウンロード。
5時 一応作業終了。夕食後、バックアップデータのサンプリングチェック。XPデータも一応読めるが、バックアップ漏れデータ、フォントデータなどが不足している。その後猫害対策、時間がかかる。
もう一度、XPを立ち上げバックアップ漏れを補充することになるだろう。
円周率計算は100万桁19秒。この数値はPentium90Mhzの40分の1/120以下。疲れた。他にも大きな買い物をしているので、活動資金は1年分を切ってしまった。
ピンチはピンチだが、機材の整備、事務所の環境整備がこれで抜本的に進む筈だ。
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Nmr01 ←写真1:NMR-CTによる私の頭部の正中断,スピンエコー像
脳の構造,大脳,小脳,脳梁などがはっきり見える。
Nmr02 ←写真2:横断像,大脳の皺が明瞭に見える。
MRI(Magnetic Resonance Imaging)の名称はこの後出現した。理由はNMR-CT=核磁気共鳴コンピュータトモグラフィの「核」が連想させる悪いイメージを伴っていたためであると聞いている。
今回は,簡易シャーカステンを構成して撮影し,より鮮明な画像を掲載した。超伝導磁石を使用した初期の機械による像。現在では,種々の撮影シーケンスや補機類などの進歩により,梗塞や出血が生じやすい脳血管や腹部・心臓なども,より短時間で撮影できる。
なぜ,こんな写真をアナログエンジニアが持っているか?
それは,NMR-CTの複数の補機に関係し,転勤の際の記念に撮影して戴いたからである。この写真は記念品でもあり,十分な時間が経過しているので掲載は許されるであろう。
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_2918 ←破損した戸車。ホイールとは別材質のレールガイドが欠落している。反対側にも深いクラックが目視できた。
洗面所の引き戸が先日から不調だった。調べてみると戸車が破損。もう片方の戸車の磨耗も進行している。
この戸車を放置しておくと,レールの方も傷む。ネジ止めされていないので,規格寸法の戸車→大型店で同じ寸法のものを探す→交換(2種類あったので高い方を選択)→猫が引き戸を開ける→猫が風呂場のシリコンシーラントを破る。
この連想で,応急措置だった目地シールを修理する羽目になった。
選んだのは,白色セメント系のタイル目地用の品1kg。
最初に目地の下地処理。破損しかっかったセメント,応急措置のシリコンシーラントをマイナスドライバーで剥がす。狭い部分は,歯科用スケーラーを用いて除去。金たわしで清掃。この作業に1h消費。
次は,セメントに水を混ぜる。粘度が低すぎても高すぎても作業はやりにくい。
約600gに水を徐々に加える。かき混ぜには,油絵用パレットナイフを使用。蕎麦打ちの気分。準備完了。ポットライフがどの程度あるか?1hは無いと想定。素手で塗りこみ開始。
目地が大きく欠落した部分は,-ドライバーでセメントを押し込む。そして追加のセメントをさらに塗りこむ。20分経過。湿度が80%以上あるのに,粘度が高くなり,水を追加。水和反応が思ったより早く進行している。速乾性セメント? 今度は柔らかすぎ。セメント粉末を追加。意外に適度な粘度となる水の量の範囲が狭い。
40分後作業終了。工具類,容器を水洗い。シリコンシーランより作業性がよく綺麗に仕上がる。やや固まり始めた部分から,雑巾ではみ出し部分等を清掃。ちょうど1時間で作業終了。
残ったセメントをチャックつきの袋に入れ密封,工具類を撤収。セメントはアルカリ性だが固まる前なら水拭きで周辺を綺麗にできるので,面倒なテープ張りが不要な点が良い。
こんなときには一杯のビールが旨い。
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本日午前9:00頃,累計アクセス50万突破。硬い技術ネタが多いのにも拘わらず,読んでいただいた方々に感謝いたします。次の目標は1000記事!
1_2891 ←宇宙服姿のアナログエンジニア。写真をダブルクリックすると拡大像が出ます。これでもせい一杯の笑顔。中では,歯医者さんのX線撮影のときのような姿勢で顎を台の上に乗せています。
JAXA(宇宙航空研究開発機構)情報センターにて,美人の案内嬢さんに撮影していただいた。
場所は,東京丸の内,オアゾ2F。
ここは,撮影自由で頼めば,このように写真を撮って貰えます。
さいとうたかを氏のゴルゴ13にも,宇宙空間での狙撃シーンが複数出てくるが,アナログエンジニアもちょっぴりその気分で宇宙服姿を味わいました。少し動きにくそうな感じの服であるが宇宙服なのでしょうがない。精巧な記念写真用の模型。
場所の関係で,多くの実物展示品は無いけれど,H-IIAロケットの主エンジンLE-7Aの実物展示が圧巻。子供にも技術者にも面白い場所だと思う。
時間的に余裕が無かったので,案内さんに,JAXAのパンフレットで関心のあるものを適当に選んでいただいて,後は自宅でゆっくり読ませていただきました。
LNG推進系の開発の意義と現状,その側面図なども記載されていた。
報道では,LNG推進系の開発初期の難航が伝えられていたが,パンフレットにはもっと細部の情報が記載されている。(JSF40910T)
この週末から,種々遊んでいたので,少し仕事をやらないと・・・。
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なお,当ブログの累計アクセス50万記念日は今日の深夜か明日となる見込み。日頃のアクセスに感謝します。
_2912 写真は洋弓の審判グッズ。
競技規則(ルールブック),巻尺,ボウスケール,(傾斜計),ストップウォッチ,笛,審判員章,スコープ,3脚など。
本日の天候は雨,8:00AM前に家を出て射場へ。
今日の私の役目は,「県民総体兼国体茨城県大会」アーチェリー部門の副審判員。
×ばつ2の競技。全員が国体種目のリカーブボウ部門。全8的,2人2立ちでの行射。
最初に目視で弓具検査。私は半分を担当。
9:00前,フリープラクティスが始まり,競技開始。4分6射。競技の合間を縫って,傾斜計で行く人かの,矢の速度を簡易測定。射出角度は5-8.5°程度で,矢速は50-60m程度の方が多い。昨晩作った,射出角度→矢速の早見表で算出。
途中,弓の引き分け時に30-15度の仰角になる人が複数名。県協会の安全ルールから逸脱していたので,当人に直接注意。
弓具故障者が発生。すぐにストップウォッチでロスタイムを計時開始。主審は6射終了後,弓具故障者の行射を実施。採点時,審判コールが入る。点数境界付近に着弾した矢の点数の確認。副審での判断領域で,点数のみを告げる。
午後,スケジュールが遅れていたので,午後の部が昼食抜きで始まる。
30mダブル,50-30m,70mダブル,コンパウンドボウの競技開始。コンパウンドボウは,最大張力の上限が定められているので,スケールで実測。競技開始。行射中に軽食。
午後は,審判コールの前に,さっと各的の着弾状況を確認する。
30mダブルは,競技歴の短い人が多いし,正式種目ではないので点数確認の方法をアドバイス。審判の仕事ではないが,バックストップに着弾した0点の矢取りも補助。
17:00 表彰式。主審が賞状を手渡す。
雨はまだ降っていた。18:00帰宅。本日の歩数約11000歩。
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昨日は午前様帰り。3つの会合に参加。MEMS技術による加速度センサ装着の歩数計によると,16503歩も歩いた。
途中国立西洋美術館に立ち寄り。
25年ぶりの訪問だが,記憶に残っている絵画も数多い。油絵もまた書いてみたい。私の前作は末の子供が生まれたときに,記念に描いた。
国立西洋美術館では,絵画の保存に最適な温度,湿度に各部屋全体が制御されている模様。温度・湿度は記録計でモニターされている。バイメタル式の温度計と毛髪湿度計で直接記録を残している。なるほど,純機械式だから,長時間の停電でも温度・湿度の記録が残るというわけか。
美術関係の本1冊と,気に入った絵画の絵葉書を10枚ほど購入。前庭に出る。
最初,コンパクトデジカメで彫像のUP写真を撮影。
ここで,気になった。彫刻の写真をブログに掲載したらどうなるか。所蔵品の撮影だから,許可が必要となるだろう。インフォーメーションデスクに戻り,許可を受けるための手続きの連絡先を教えてもらう。結果は,風景の一部ならWEBに載せてよいとの返事を広報課?から電話回答を得る。
ふむふむ,美術写真ではなく風景で,かつ,解像度を落として撮影するなら著作権など問題は発生しないようだ。
_2909 写真は美術館前庭の風景。
後方がロダンの「地獄の門」,前方は「弓を引くヘラクレス」,右側に他一体の彫刻がある。この後方にもブロンズの群像がある。
とくに,アナログエンジニア」が興味を持ったのは,エミール・アントワーヌの「弓を引くヘラクレス」のブロンズ像。
クリノメータでの写真測定では22-23度の打ち上げ射形。
洋弓としては,射の機会がない高い打ち上げ射形である。説明によると怪鳥「スチュムバリデス」をヘラクレスが射った瞬間の像。
正面から見ると見事な押してと引き手のバランス。背面から見るとアーチェリーで使う僧房筋,背筋などの緊張状態が良く表現されている。
横から見ると,矢を弓の右側に番えるメディタリアンスタイル(地中海形)の射形でかつリリース直後の瞬間を捉えている模様。いずれにしても,見事な作品,アーチャーならずとも見ごたえのある作品。美術館の前庭に展示してある逸品のひとつ。
なお,WEBに載せる許可条件を満足させるため写真は風景写真として撮影,ヘラクレス像を地獄の門に重ねた構図とし,彫刻写真としての性格を消去,念のため解像度を最低に落として撮影した。
お手数をお掛けした国立西洋美術館様に厚く御礼を申し上げる。
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本日のアーチェリーは午後から。
明日は,県民総体の副審をやらせてもらうので,睡眠不足の今日,70mWを射った。結果は,1回目:45,48,41,36,39,45=254点/360満点
2回目:46,45,50,40,41,53=275点(練習自己ベスト),練習(プラティス)の3射目,バランスを崩して右上に着弾,畳を外した。1回目の36は,1射が1点。だいぶ良い射とミスショットの感触の違いが判るようになった。
_2890 写真は地質調査で用いるclinometer である。
この道具の存在と機能を知ったのは,ある地質学者のブログから。
「金属クリノメーター松尾式」
アナログエンジニアと地質学は殆ど関係ないが,いくつかの目的で購入した。高価なものではないが,丁寧な製品。しかし,説明書は全くなし。自力で機能チェック。先生にお尋ねすることも無いだろう。我流での使い方である。
目的その1
裏面についている振り子式傾斜計を用いて,車の加減速時の加速度を測る。簡単なベクトル計算で±1.2G位まで測定できる。ちょうど良い測定レンジである。少し後ろに傾けて使用すると適当なダンピングが得られ,表面のボタンをタイミングよく押すと,最大の加減速加速度を求めることができる。
目的その2
我家の南面の偏角の測定。部屋の南北の基準線に沿わせて,磁針のロック機構を適宜使用して測定。ロック機構を使用しないと,オイルダンパーがないので,減衰係数が非常に低く,振幅の最小と最大の1/2を計算しなければならない。確かにEとWが逆向きのほうが読み取りやすい。 測定結果は南西に38度南面がずれている。
目的その3 アーチェリー仲間の矢の速度を射出角度と競技距離から簡易測定する。
空気抵抗を考えなければ,高校物理と数学の範囲内で矢の速度が求まる。
目的その4
射場の水平度の測定。付属のピープサイトと十字線を用いて的を照準し,振り子式傾斜計で測定する。
目的その5
天体望遠鏡の赤道儀の据付。北極星が極軸望遠鏡で見えない場所で赤道儀の方位と角度の設定に便利そう。
目的その6
フィールドアーチェリーでの射ち下ろし,射ち上げ角と照準位置の水平時からのずれの定量化。もちろん,全日本アーチェリー連盟競技規則では禁止されているが,同じ会場で開かれる場合が多いので,練習時に各コース(ポスト)の補正量を暗記しておけば問題ない。
佐倉FACの名物24番お立ち台からの射ち下ろし,一体何度あるだろうか。体感では-45度程度だが,実測はどうなるか。
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_2843 ←まだ,発売されていない本の表紙のゲラ。
何冊か書いているが,カバーのゲラを見せていただくのは初めてである。(色見本バー,トンボなどは割愛)
書名「マイクロセンサ工学」室編著,藍,石垣,石森,岡山共著,技術評論社(2009.7予),私は9章担当。
この本は,大学3-4年次以降の教科書としても使えるような技術書として出版予定である。(編集者の許諾済み)
アナログエンジニアは,9章以外では,序文,マイクロマシニング技術,光センサ,機械量センサ,流体センサ,温度センサの討論にも参加した。
いまや,センサは一人で書くには広すぎる領域となってしまっている。
家庭用や車載用,ゲーム用などに多種類のセンサが使われていることに一般の方は意識することは殆どない。
しかし,電気的出力を有するセンサ無しに,種々のシステムを組み利便性を実現するのは困難である。制御システムの中枢であるマイコンから見れば,人間の五感に相当する,場合によってはそれ以上のセンシング装置である。
センサもブラックボックスのレベルを下げれば,「センサシステム」であると私は認識している。
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本日,朝のアーチェリーの練習成績:50m(51,43,49,39,37,46)=265点,30m(53,51,50,53,55,52)=314 計579点 まだ,まだ不安定だが目標の550点は超えた。終わり頃,Sさんがやってきた。代休とのこと。
同一材質の私の羽根なし矢を2本試射,かなり左上側に着弾。私の矢の剛性は,37LBS,27’に調整してあるので,彼の矢の剛性が高すぎて羽根での修正量が大きそうである。その後,自営業のUさんが現れた。
このような記事を出すと,アナログエンジニアはいつも遊んでいるように見えるが,昼間遊んだ分夜に仕事すれば良いだけの話である。
_2838_2 写真は職人さんの私家本3冊。
水戸在住の雅号:青二斎氏
ご本人から戴いた珍しいもの。
「古文書に見る貨幣の変遷」H8,
「続・古文書に見る貨幣の変遷」H10,
「泉幣類聚略解」H18
各冊とも200p前後,A4より少し小さい版形。
江戸時代から明治にかけての,古文書の写本,貨幣を豊富に記載してある。当時の世相にも,文献を元に触れている。
例えば,日本の小判3枚がメキシコ銀12枚に両替し,日本でこの銀貨を両替すれば小判9枚に相当する。との記載がある。日本の歴史においても知る人は知っている話である。
これが本物の職人さんの趣味の世界だろうか,・・・凄い物である。当然,特定の分野に特化して,足で古文書や貨幣の実物をなど撮影している。年表も各種ついている。
アナログエンジニアとは,よく気が合う方で,この時期,この分野では日本での第一人者に近いのであろう。
(本記事は青二斎氏の許可を得て掲載しています。)
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_2836 ←白っぽい葉と黄色の小さい花が印象的な鉢植え。名前はわからない。
写真を右ダブルクリックするとフル画像が表示されます。
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本日の整理の格言:
「ついでに清掃」
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せっかく,大掃除をして家を片付けても,その状態を維持できるかの分かれ道が「ついでに清掃」
通りがかかりにゴミを見つけたら,腰をかがめて拾う。探し物の時には,湿った雑巾を手にめぼしいところを拭き掃除をしながら探す。物があるべきところに無かったら,定位置に戻す。
これが整理状態を維持する重要なポイントの一つである。
拾えば,足腰のささやかな運動にもなる。探し物は隅にあることも多いから,埃っぽい部分のワンポイント清掃になる。定位位置に物が無かったら,自分が動いて戻せば10歩くらいは歩く。健康維持と整理は「ついでに清掃」で両立するのだ。
来客あれば,電気掃除機をさっとかける。これも,「ついでに清掃」
アナログエンジニアは自宅に電子部品を,抵抗なら0.1Ω〜100MΩまでほぼE6系列で常備している。コンデンサなら,3.3pF〜10,000μF,E3系列だ。インダクタンスも若干ある。
たまに,異なる抵抗値のものが別の袋に混ざることもある。こんなときには,見つけたときにすぐ所定の袋に戻す。電子回路では,とくに抵抗値の間違い探しには,技術力と時間がかかる。この習慣が急ぎのときに時間の節約になる。
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最近,書き溜めたパワーポイントファイル群をフォーマットの統一と内容のチェック・充実を目的に,修正を行っている。これは頭の整理なのか。
_2624 ←あこや貝の置物。郷里の水族館のみやげ物売場で記念に購入。もう,その地に帰ることは無いかもしれない。
写真をクリックすると像が拡大されます。
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電磁センサは構造的に材質的に頑健である。MEMSセンサとは異なる。したがって,さまざまな悪環境下で使用できるセンサ・計器に応用できる。
これまで,アナログエンジニアが手がけた電磁センサは多くある。
ファラディの法則を利用した電磁流量計,差動変圧器(LVDT)を使用した圧力計,設計温度が500°Cを超える電磁誘導式液面計,LVDT応用傾斜計,特殊粘度計など多種のセンサを殆どゼロから製作した。
これらのセンサの特性は電子回路技術で大きく変化する。アナログ電子回路の信号処理を含めてセンサ特性が記述可能になる。
電磁気学を用いるセンサは,強磁性体,金属線,絶縁物で製作でき,かつ細部の材料物性に依存しない構造体とすることが可能である。
他の特徴は,励磁条件を選ぶことにより適度な検出距離を持たせることができ,汚れに強い点も利点であろう。しかも,同一センサの扱える計測量の幅が非常に広い。
例えば,電磁流量計などは,コストさえいとわなければ,水滴が落ちる程度の流量から,東京都の上水の総流量に匹敵する200,000m^3/hの流用さえも計測できる。
センサの世界は,既に一人では記述できないほどの広がりを見せている。今もなお,電磁気センサは実用的には非常に重要である。
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_2828 ←塀際に咲いたピンクの花達。花季は長いが,私はその名前を知らない。
先日,右上奥歯を抜歯。昨日は洋弓を70射できるまでに回復。射はしばらく練習をしていないので,左右に着弾がぶれるが,まずまずの成績。70m:246,30m:294点
歯の方は自覚症状は無いが,歯肉の腫れが残っているので,今日1日までマクロライド系抗生物質:クラリス錠200mgを服用している。
日本医薬品総覧(メディカルレビュー社)によると,クラリス錠は従来のエリスロマイシンの水酸基の特定部位をメチル化したもの。風邪用のときとは異なり,かなりの量を短期間投与,インパルス投与というべきか。
抗生物質は貴重な薬である。耐性菌を作らないために,十分な量を短期間だけ服用する投薬方針らしい。素人ながら共感を覚える投与方針だ。
副作用は下痢など3%,肝機能指標のGPT上昇3%と定量的に記載されているが,実際はその2倍程度の副作用はあるとアナログエンジニアは考えている。胃腸は問題ないだろう。
私個人は,鎮静剤,風邪薬の感受性は高い方だが,胃腸肝臓は大きな副作用は出たことが無い。
永年のピンチのときの歯痛から開放されるかもしれない。
こんなにうまく行くなら,こんなに痛くないなら,早く処置しておきたかった。
自分の弱点は,高ストレス下,ピンチ,疲労時に出やすい,と私は感じている。
普段からの弱点補強が,身体的にもエンジニアとしての技術においても,重要であるとしみじみ感じている。
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_2824 ←我家のガク紫陽花の現実。6/12撮影。遅咲きなので,これまで,去年の写真や自筆の油絵をUPしていた。花の季節はそう長くないので,遅咲き品種だと速報性に欠けるし撮り貯めが効かない。
我家は,ちょうど築30年。この不景気の最中に種々の補修を敢行している。マーケット用語を使えば,「逆張り」!
理由は,多くの人が仕事を求めているので,丁寧な仕事を妥当な価格で迅速にやってくれるからだ。もう少し時が経過すると,社会の心がすさんでくる可能性もある。それで,今,積極的に投資と言う訳である。
雨戸のサッシは,一部,部品を紛失しガタも来ていたので,通常の雨戸から断熱雨戸に改良改修を実施。
種々の予想外の工程が入る。
材木店兼工務店で建築した上,30年前のアナログエンジニアの総力を傾注した設計の家である。それで,サッシ寸法が通常の規格品と異なる場所が数箇所ある。
トラブル1:採寸ミスによる寸法不良,これは,サッシ屋さんから工場へ修正品の入手を依頼。もちろん,追加費用なし。
トラブル2:雨戸のガイドである下側の木製溝が経年変化で5mmほど外側に向かって凸に曲がり,端部は一部欠落。この改修は大工さんの仕事。
トラブル3:3枚戸のレールの湾曲により,雨戸の動きが悪い。凹状に中央部が室内側に曲がっている。ノミで削ると思いきやカッターナイフのみで大工さんは作業。しっかりと作業手順を頭に入れる。
トラブル4:寝室雨戸の動きが悪い。ここは凹形状に湾曲。サッシ屋さんでは治せないので,問題部分に印をつけて貰い,アナログエンジニアが木目の方向に注意しながら1-2mm木製の溝をカッターナイフで削る。どちらが客か判らなくなってきた。
以上で,雨戸の改修は終了。もちろん工事費は初期の契約のまま。
断熱雨戸は,その構造上,防音効果もある。雨戸を閉め切ると,それまで聞こえていた蛙の合唱が一段と小さくなる。
電子回路では放熱計算も行う。その計算技術を使って,我家は断熱計算をしてある。現状では,ガラス窓からの伝熱が最大である。冬場や冷房時には改修の効果がわかるだろう。
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Cp01 写真は,アナログエンジニアのアーチェリーの照準曲線である。
横軸:競技距離(m),10m毎に線が入っている。0-100mFS
縦軸:照準位置変化(×ばつ0.1mm),5mm毎に横線が入っている。+10.0mm〜-50.0mmで30m照準を0としてある。
結果を先に述べると,矢の平均速度は76.9m/s±0.2%,時速にすると277.0km/sとなった。
この速度は,東海道新幹線のトップスピードとほぼ同じである。
計測方法は間接法で,写真の照準曲線の視差の影響が出ず,かつ空気減速の少ない30m-90mの照準変化から求めた。空気抵抗の減速が大きければ70-90m間で,大きい照準変化が生じる。視差が影響すれば,6.5-30m間で照準曲線が丸くなる。変曲点は10-15mの間に存在する筈。
必要なデーターは 照準変化Δh,競技距離差ΔL,重力加速度g,そして,目と照星の距離pである。
測定誤差はpが最も大きいが,0.82m±0.003m程度である。
解法は省略するが,高校数学と物理の範囲で計算できる。目と矢の距離xの影響を受けない手法を用いた。
高価なレーザー速度計を使うことなく,自分の肉体とシューティング技術のみで,アナログエンジニアは矢の速度の誤差0.2%の計測に成功した!!!
その他,精度は落ちるが,射出角度を写真判定し矢の速度を求める方法もある。
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_2819 ←故障して永らく使っていなかったライター。原因は種々あった。分解掃除,注油,発火石の交換,パッキンの溶剤洗浄,ガスボンベのアダプタの適正化,などなど。久しぶりで復活した。
先日,前回のエントリーでは,猫知恵に対抗する良い方策がなくて,人間様の方が押され気味であった。
一度は,アナログエンジニアはセンサと超音波を用いた近代科学戦を,我家の家猫(茶トラ)に仕掛ける予定であった。
よく検討し,猫の学習能力・運動能力の高さを考慮すると,生物科学に基づいた戦略が最終勝利への道だと確信した。
猫の手は,とても器用であるが指は人間様のように,親指が他の指と対面して物を正確に掴んでまわすことが出来ない。基本的に4足歩行なので,両前足でドアのノブを回すことはほぼ不可能であると断定できる。
最近,引き戸でも鍵を付けられることが判明した。この鍵を取り付けることが出来れば,少ない戦費で完全勝利も可能である。
予想される鍵の構造は,外側から引き戸を閉めると,ラッチが外れ錠前のフックが引き戸の柱に引っかかるタイプの鍵構造。このタイプの鍵は内側からだとノブを回すだけで開く。
従って,猫は引き戸を自力で開けることは無いだろう。人間様の完全勝利は間近い。
チャロメ! 人間様の完全勝利となるのだ。
こころの余裕が出来たところで,茶トラと模擬戦をやって楽しむ。猫はふっ,ふっと息を吐き戦闘態勢に入る。ぎりぎりの間合いで,猫は右回りに移動しチャンスを窺う。横に回り込まれると人間様の足が危ないので,正面を向くように私も向きを変える。
スリッパを履いた右足で鼻面をかすめるように陽動のフェイントをかける。そして,左足で猫のわき腹に軽くフックを入れる。このようなやり取りの数分後,お互いの間合いを1mまで広げて遊びは終了。
そして,猫はいまサンルームの自分の居場所で眠っている。かわいいやつだ。
この頃は,気が向くと私の膝に寝そべり,撫でてもらう仕草をするようになった。
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Photo ←庭に1株だけあるガク紫陽花(ただし,去年の撮影),遅咲きの品種かもしれない。現在の実物は花芽がようやく揃い始めた段階。
アナログエンジニアにはトップになれるカリスマ性が足らない。従って,良くて参謀的存在となりがちである。
不遇の時には,トイレで幾度泣いたことか・・・・。自殺を必死に考えた年もある。綺麗な死にかたなど無かった。家族がとりわけ「我家のさち」が傷ついた私を支えてくれた。
その時代は,どんな仕事でも引き受けた。多くは,失敗開発の再開発や弱点を持つ設計の再設計などである。このような場合,成功しても表に出ることはまず無い。ひどい場合には,他人の名前が,その開発者のキーマンとしてクローズアップされた。ゴーストライター的存在に近い。
その状況の中で常に実行してたのは,特許と学会発表では重要なものは,トップネームあるいは単独名で業績を既成事実化することと,技術的な電子透かしのような部分を社内文章に組み込んでいたことである。手を汚していない人間が知りえない事実のキーワードを残し,かつ,その技術を知らないと実際には製品かできない部分を秘匿した。特許では,自分にしか破ることが出来ない穴を埋め込んだこともある。転職のことを考えてのことである。
不遇の時代であるから,ハングリーであり獲得した仕事を仕上なければ,次の仕事にありつけない。逆に,さまざまな仕事で高い成功率を維持する本能的やり方を身につけた。
これが,その後の自分を形成した。真実がわかる,判らないとやれない職種:研究所のキーマンや品質保証部門の方から評価を戴いた。
アナログエンジニアが表舞台に立ったのは,平成3年の技術士(電気・電子)登録の後からである。当時の科学技術庁長官は山東昭子氏である。この年以降,次第に表舞台にも出る機会が増えた。
技術士(電気・電子),労働安全コンサルタント(電気安全),論文博士(東京大学),大学向けのアナログ回路教本と毎年,ステータスを上げた時代もある。
アナログエンジニアは自分を知る人間のために全力を尽くす。それが私の美学のひとつである。裏切りは許さない。ただし,報復する力と立場を得たときにしか実行できないが・・・。精密アナログ回路は単に私の表の顔に過ぎない。
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_2633 ←写真は赤外線オーディオLAN,SONY製。
TMR-IF240R.。ヘッドフォン部に電池1個,充電器兼送信機がセット。
同様の機能の無線システム,恐らくは2.4GHz帯を使っているだろうが,2倍以上もする。
アナログエンジニアは赤外線LANを選んだ。
光なら電波のように屋外に漏れる心配はない。光で4-5mの通信距離と±45°の角度以上まで,送信できる。オーディオ機器のAUX端子に接続しAC100Vを給電するのみである。
アナログエンジニアは居間で主に仕事をしている。週日の昼間に洋弓に出かけたり,プールに出かけるなどしたときには,夜も,作業をすることも少なくない。こんなとき「我家のさち」がTVの番組を見ていることがある。画像は気にならないが,とくに,バラェティ番組の音声が耳に入ると集中できない。
こんなとき,TVを消音し「我家のさち」がヘッドフォンを耳につければ,2人の独立した生活も可能である。私がCDを聞きながらでも全く問題ない。SONYらしい製品。
無線LANだと,条件が整えばかなり遠距離まで届き,かつセキュリティをかけていない未知の無線LANに入れてしまうことがある。ノートPCで講演中に「無線LANに接続しました」のメーセージが出るのは煩雑なものだ。逆の立場だったら,私の許容範囲外である。
今はBluetoothによる機器が出回り始め,結構低廉な価格で,例えば,キーボードとマウスが本体のUSBに差し込める送受信器から制御できる時代なのである。
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_2806 ←プリンタの衝撃試験装置(供試品を含む)全景
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仕様:全自動,衝撃荷重約4.5kg。衝撃体の落下距離1.2m。
衝撃頻度 数回/日ランダム。衝撃体の材質 生体(猫)。
衝撃ダンパ有り(×ばつ2)
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累計衝撃回数 約2000回。
このプリンタは我家の猫(茶トラ)の居場所のひとつで,ときどき飾り棚まで助走なしジャンプ,そして同じ場所(プリンタ上面)に飛び降りてくる。
着地の瞬間には,樹脂製の上面が撓むのを目視確認できる。プリンタは良く耐えていると,アナログエンジニアは判断している。このプリンタはコピー,スキャナ機能なども備えているので重要なOA機器ひとつである。いつまで機械が耐えられるか心配である。
先ほども,1回衝撃回数が増加した。
ニャロメ!
この衝撃試験機は移動可能であるが,暗黙の了解でキーボードを踏むことはない。しかし,パソコンのマウスのケーブルに対しては,タンパー試験装置にもなっている。
猫がネズミを標的にするのは理解できるが,猫がパソコンのマウスを狙うのは実害がある。
この衝撃試験装置は案外,賢いのかも知れない。
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今日は全日本アーチェリー連盟公認の競技会。
30数年 夢見た憧れのシングルラウンド 1000点 達成なるか?
目標は 午前の分 90m36射:200点 70m:250点
午後の部 50m:250点 30m:300点 合計1000点
午前中で貯金を作りたいな。
前回,失敗した奥歯の痛みは,昨日から,歯医者さんの指示通り痛み止めと抗生物質を服用している。
昨日は,よく眠れた。用具は全部準備済み。150射の長丁場なので,折り畳み椅子も準備した。
あっ,痛み止めの薬をまだ持ち物に入れていない。
先週は,2日に分けて,照準チェックも行った。
今日は天候も良い。体調も良好。
天命を尽くして結果を待つのが,今日。
ラジオ体操であらかじめ体をほぐしておこう。
結果は,帰宅後追記でUPします。
この競技会が終わったら,痛む奥歯を抜歯する予定。
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追記:今日のアーチェリー競技会の成績は,結果は900点に届かない。午前中の72射では20点近く貯金があったのだ。しかし,午後の50mは頭は冷静だが,緊張で体が動かない。その余波で30mも散々。当たるときは良いが,体が伸びていないのでミスが目立った。
写真は全自衛隊アーチェリートーナメントの記念のTシャツ。
ALL Japan Self Defense Force ArcheryTournament のロゴが見える。(許可を得て掲載)
10月に車でいける某場所の陸上自衛隊の基地で戦車も展示されるという。
劇画’ゴルゴ13’に,調質圧延鋼の戦車を射抜くシーンがあることを思い出した。
劇画'エリア88’では,砂漠空母建造のためにタングステンやコバルトが大量に消費されたことを匂わす記事がある。
このような材料を使い,被弾面積を最小化すれば,防御性能が上がる。後は,その厚みが防御性能を決める筈である。論理的必然である。多分外観だけしか見ることは許されないだろう。
戦車の内部を見れば,外観と内部の広さの差から防御鋼板の厚みが推定できるとともに,主砲の命中率を決める一要因であるサズペンション構造や,連射能力を決める弾丸の装填システムが見えるかも知れないものと,アナログエンジニアは公開資料から推定している。それにしても,"調質圧延鋼'"とはうまい表現である。見事に機密性の問題を回避した表現である。
_2590 ←石の招き猫。我家では猫の置物を買う度にひとつは福がやってくる,との伝説がある。
我家の家猫(茶トラ,雄)との知恵比べはアナログエンジニアの方が分が悪い状況となっている。
その1,玄関での戦い。
人間様が外出の気配を見せると,1玄関と居間の間のドアを人とともにすり抜ける。2そして,階段の上部に陣取る。3そこで人が靴を履く瞬間に下駄箱の下に移動する。
2,3のタイミングで,人が居間に戻ってもじっと待機している。フェイントはもう効かない。3の段階で捕まえて居間の方に猫を投げても,猛然とUターンしドアが閉まるまえに,玄関にもどる。この段階での勝負は人のほうが,やや分がわるい。
4の段階は靴を履いて玄関ドアを開ける瞬間である。ふつうに開けたのでは,猫に外出されてしまう。最近は,少し開いて猫が近寄ってくるのを待って抱きかかえる作戦を行っている。下駄箱の下から猫が出てきたところを抱きかかえ居間に戻す。以前は人のほうが勝率は高かったが,最近では,本当に人がドアを開ける時にしか出てこなくなり,捕獲率は半分程度以下。
猫は本来,待ち伏せタイプの肉食獣なので,人様の方が根負けしてしまう。
その2 昨日は,食事中に食卓から追い出したら,椅子の背もたれの足場の悪い場所から食器棚へジャンプ。落差110cm,直線距離で120cm強。食器棚の上に陣取られると人様は手が出せない。このときには,さすがの猫もふっ,ふっと気合を込めながら10数秒考えていた。棚の上の物の隙間を狙って,助走なしジャンプを敢行するのだ。
その3 猫が自在に開けられる引き戸が3-4箇所ある。人間様の分が悪い戦いとなりつつある。
書斎の引き戸も危ない。書斎には猫の好きな場所や噛むのに適したプローブ類が沢山ある。書斎だけは守りきらなくてはならない。時間の問題か?当方としても対策案を検討しているが良い方策が今のところ無い。間に合うか。
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Kさんのコメントの超音波式で,猫に近代戦を仕掛けるつもり。電気柵は人間様も不便だし,猫の運動能力を考慮すると線を多数張る必要があるだろう。後は,猫の学習能力と記憶力との勝負になる。超音波式で,少なくとも,ある程度の時間は稼げる感じがする。
←写真は(原子力)防災無線機。多分,原子力施設から10km以内圏に備えられている。JCO事故後に設置された。普段は,迷子や火事などのアナウンスが多い。
" 整理は動線を考えて"
物の置き場所が悪いと,必ずといえるほど部屋が乱雑になる。
物の置く位置は,普段の家族の動線を考えて配置することが大切だと,アナログエンジニアは考える。
そして,普段の生活において,使用頻度の高いものを良い位置に配置すると良い。
実は,この整理を始めてあしかけ3ヶ月くらい時間が経過している。
物の配置を変えると行動パターンにまで影響を及ぼしうる。
ひとつのものを動かすと別の問題が発生することもある。
逆に,家族の行動パターンが物の配置に依存して変化した。
その繰り返しを経て,最近はようやく安定になり,物が定位置に納まった。
一番動いたのは,食器棚の中の食器。「我家のさち」の食器の使い方が結構ランダムな部分があり,私の行動パターンとは少し違っていたためである。
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今日は,日曜日の洋弓シングルラウンド競技に備えて,70m,90mの照準あわせ。奥歯のかみ合わせが変わったので,照準位置も少し変化した。
_2796 写真は自筆の紫陽花の油絵。バックの色が合わなくて,何度も塗りなおした思い出がある。
花の色も,紫・ピンク色系の混色が難しい。
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テレビドラマでは,死の表現に心電図波形が,ピッ,ピッの音から突然波形が平坦になるシーンを良く見かける。
しかし,実際の死直前の心電図とは明らかに異なる。
私が見た死の直前の心電図は,心電図の正常波形の特徴点であるPQRSTU波形から,その特徴がない心室細動・粗動を経て,平坦波形に至った。
数年前の父の死のときである。
心室細動,粗動波形に入ったとき,下手な看護婦より心電図の意味がわかるので,後数分も経たず死を迎えることを予感した。
そして,親族の誰よりも先に涙が出た。溢れ来る涙を拭くことなく心電図のモニターを見ていた。
心電図は,心臓近く腹側に電極を貼り付けて,心筋から出る微弱な信号を増幅して表示している。そのために,漏れ電流に対し厳しい規制がある。絶縁も厳重である。
安全電圧とされる35-45Vは,手による感電を想定したもので,洞房結節などの人体に備わった心臓の刺激伝導系に直接電流が流れ込めば数10μAでも十分危険なのだ。
アナログエンジニアは伊達に「労働安全コンサルタント」(電気安全)の資格を持っているのではない。高電圧による感電傷の症状も知っている。
心電図には,どのような誘導形式であっても,背骨側の心筋の情報は間接的にしか知ることができないであろう。なお,心電図の時間軸や電圧軸の表示はともにどの機械でも統一されているはずである。
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_2798_3 写真は安価な郵便秤。左ダブルクリックで拡大像が出ます。
商品名は,レタースケール(小)。(株)アスカ 製 LS-251,最大計量 250g,最小目盛 2.5g.。Made in China。取引証明以外用。
先日この秤を校正する機会があった。
原稿のゲラ修正を速達で送るため,この秤で計って253-254g,もちろんアナログエンジニアは測定前に,この郵便秤の唯一の調整箇所であるゼロ調整を行っている。
校正原器は郵便局の精密電子秤。
定形外郵便物は250gを境に,郵送料が変わる。黙ってポストに入れれば判らない数字。しかし,アナログエンジニアは,窓口で測定してもらう。結果は252.5g。差額は郵便局できっちり取られたが,低廉な価格で,私はこの郵便秤の校正をしていただいたことになる。意外に正確である。
この郵便秤,ネジがひとつも見えていない。ロバーバル機構(偏荷重の誤差を避けるための機械的リンク機構)とは異なるようだが,内部構造の観察は諦めた。
強いて言えば,この郵便秤は少し姿勢影響が大きく,ゼロ調整時に若干ヒステリシスがあり繰り返し調整が必要な点が難点である。
定形外郵便物を出す機会が最近増えているので,非線形目盛の自作の郵便秤では250g付近では精度が出ない。それで,この郵便秤を購入した。
価格・精度を考慮すると,かなりコスト・パフォーマンスが高いので,総合評価は◎にじゅうまる。と私は考える。
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2_2784_2 写真は歯医者さんが使う歯石除去用の道具:スケーラー。汎用目的のもの。
アナログエンジニアが欲しがっていた工具のひとつである。通常のルートでは,素人が手に入れにくい。私にとっては貴重な工具。
使う目的は,電子回路半田付け後のヤニの清掃や,隅部分の清掃など。YDMの製造者ロゴが陰文字で表示されている。
袋にはBANTA,小さい文字でHealthcare Products 書かれている。
多分,上質のステンレス鋼製。針部と本体は材質が異なる。非常に持ちやすくバランスもよい。掴む部分にはローレット加工が丁寧に施されている。
早速使ってみた。電子回路基板を傷つけることなくヤニやゴミが綺麗に取れる。
これがプロの使う道具のすごさである。このスケーラー,今,私の手元にある。嬉しい。使った感触では,針の先端が微妙に加工されているようである。意外に軽く,かつ手ごたえが伝わってくる。
また,念願の道具がひとつ増えた。
そして針先が磨耗したら,アナログエンジニアは研磨して再び使い続けることだろう。墨入れ製図用の油砥石で何とかなるなるだろう。
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今日は,絶好のアーチェリー日和。奥歯を少し削って調整してもらったので,実射で照準の調整。
まずは,50m,照準が0.5mm上がる。30mは1.8mm上がる。ついでに,右方向に1mm修正。ついでに,先日のフィールドアーチェリーで上に着弾した10mの照準取り。予想より5mm照準が上がる。後は,木曜日に,70m,90m,18mの照準位置を確認することとしよう。
_2782_2 ←不要になったプリンタを分解して取得した(多分,クロポール形の)パルスモータ,ステッピングモータとも言う。
MGセット(モータ&発電機)を構築すれば,パルスモータの特性の多くを知ることができる。
在りあわせの部品を組み合わせてパルスモータのMGセットを作るには,2台のモータの取り付け板と,それらの軸を結合するジョイントがあれば出来る。
MGセットはDCモータの特性試験にしばしば使われるが,パルスモータでも可能である。出来れば,同じ仕様の両軸モータがあれば,さらに好都合である。
発電機運転する側の界磁コイルのひとつに,妥当な抵抗を接続出きるようにしておく。
この試験で,パルスレートを変えて試験を行うと,大掛かりな設備を使用することなく以下の項目を測定できる。
1) 自起動パルスレート
2) 低速でのワンパルス移動時の角振動波形
3) パルスレート対トルク曲線(負荷抵抗を変えての測定
4) 自起動パルスレート以上での振動波形 など。
とくに,自起動パルスレート以下での振動波形が特徴的である。
発電機側の無負荷電圧波形を観測することにより,パルスモータのステップ時での角振動の大きさが判る。自起動パルスレート以上では,滑らかにか動いていることも判る。
アナログエンジニアは,この方法でミニMGセットを構築し,永久磁石界磁DCモータのT-N曲線を取得したことがある。(詳細は,「オペアンプ基礎回路再入門」岡山,日刊工業新聞社(2005),5.6節参照)
MGセットは電力装置だけのものではないのだ。ミニミニスケールでやれば,電子回路技術でモーター専業メーカのデータと同等以上の生のモータ特性を測定できるのだ。
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まだ,昨日のフィールドアーチェリーの後の歯痛が残る。今日は,朝一番で歯医者さんを予約してあるのでよく相談しよう。腹筋が痛くなるほど,気合が入ったので奥歯に負担がかかったようだ。
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