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Cp01 写真は,アナログエンジニアのアーチェリーの照準曲線である。
横軸:競技距離(m),10m毎に線が入っている。0-100mFS
縦軸:照準位置変化(×ばつ0.1mm),5mm毎に横線が入っている。+10.0mm〜-50.0mmで30m照準を0としてある。
結果を先に述べると,矢の平均速度は76.9m/s±0.2%,時速にすると277.0km/sとなった。
この速度は,東海道新幹線のトップスピードとほぼ同じである。
計測方法は間接法で,写真の照準曲線の視差の影響が出ず,かつ空気減速の少ない30m-90mの照準変化から求めた。空気抵抗の減速が大きければ70-90m間で,大きい照準変化が生じる。視差が影響すれば,6.5-30m間で照準曲線が丸くなる。変曲点は10-15mの間に存在する筈。
必要なデーターは 照準変化Δh,競技距離差ΔL,重力加速度g,そして,目と照星の距離pである。
測定誤差はpが最も大きいが,0.82m±0.003m程度である。
解法は省略するが,高校数学と物理の範囲で計算できる。目と矢の距離xの影響を受けない手法を用いた。
高価なレーザー速度計を使うことなく,自分の肉体とシューティング技術のみで,アナログエンジニアは矢の速度の誤差0.2%の計測に成功した!!!
その他,精度は落ちるが,射出角度を写真判定し矢の速度を求める方法もある。
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