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【箱根駅伝2区】"史上最速"東京国際大・エティーリが亡き恩師に捧げる区間新 喪章着け激走

[ 2025年1月2日 10:31 ]

第101回東京箱根間往復大学駅伝・往路 ( 2025年1月2日 東京・大手町―箱根・芦ノ湖=5区間107・5キロ )

3区・佐藤榛紀にたすきを繋ぐ東京国際大・2区のR.エティーリ(撮影・会津 智海)
Photo By スポニチ

21チーム(関東学生連合はオープン参加)が出場する第101回大会の往路が、東京・大手町〜神奈川・箱根町の5区間107・5キロで行われている。

東京国際大の2区(23・1キロ)は、リチャード・エティーリ(2年)が担った。

5000メートル、1万メートルの日本学生記録保持者で史上最速留学生のエティーリ。タスキを受けると同時にスピードに乗り、3キロ手前で早く10人抜き。7・5キロでは駒大のエース篠原倖太朗(4年)も抜き去り、12キロ付近で早大の山口智規(3年)も抜いて12人抜きとした。

亡き指揮官に力走を誓った。予選会8位で2年ぶり本大会出場を見守った横溝三郎監督(享年84)が11月14日に肝臓がんで死去。トレーニング施設に横溝さんの写真を飾り、選手たちも練習前後に手を合わせている。この日は選手が喪章を着け、箱根路を激走。中村勇太監督代行は「監督の写真も一緒に運営管理車に乗りたい。沿道から力を送っていただければ」と語り「良かったね、と言葉をかけていただけるような結果を目指したい」とシード権獲得を目指している。

トップの中大・溜池一太(3年)をとらえることはできなかったが、初の箱根で激走。1時間5分31秒の区間新記録をマークした。「とてもタフでハードな区間だったけど、区間新記録をマークすることができてうれしいです」と語り、大きくうなずいた。

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