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【ラグビー大学選手権】帝京大が明大を寄せつけず4連覇に王手! 青木主将「必ず今年も日本一に」

[ 2025年1月2日 14:06 ]

ラグビー全国大学選手権 準決勝 帝京大 34ー26 明大 ( 2025年1月2日 国立 )

<準決勝 明大・帝京大>後半、帝京大・カイサ・ダウナカマカマがトライを決める(撮影・沢田 明徳)
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昨季決勝と同じカードは帝京大(対抗戦2位)が明大(対抗戦3位)を34-26(前半14-12)で破り、4連覇へ王手をかけた。13日の決勝(秩父宮)では早大(対抗戦1位)ー京産大(関西2位)の勝者と対戦する。昨季決勝は15-34、11月の対抗戦では28-48で帝京大に敗れていた明大は、6大会ぶりの優勝はならなかった。

帝京大は前半7分、自陣でゲインラインを突破したHO當眞蓮(2年)のダウンボールを拾ったFL森元一気(4年)がビッグゲイン。SO本橋尭也(2年)がポスト下へ走り込んで7-0と先行した。さらに自陣でジャッカル2度とディフェンスで流れをつくり、16分にはハイパントのこぼれ球を敵陣10メートル付近で確保したWTB生田弦己(3年)がタックルを受けながら左隅へグラウンディングして、14-0とリードを広げた。

明大も19分、敵陣でのカウンターラックからWTB白井瑛人(1年)が相手2人をかわして左ゴールラインまで突破し、WTB海老澤琥珀(2年)が左隅へトライを返して5-14。さらにスクラムでコラプシングの反則を2度誘って攻め込み、32分にはキックも交えた連続攻撃から最後は大外にいたPR檜山蒼介(2年)が右隅へ飛び込み、12-14と2点差に迫った。

だが帝京大は後半4分、自陣からFB小村真也(4年)がカウンターで抜け出し、CTB上田倭士(2年)が左中間へトライ(19-12)。8分にはFL青木恵斗主将(4年)の突進からLOカイサ・ダウナカマカマ(2年)が右中間へ飛び込み、26-12と突き放した。17分にはLO本橋拓馬(4年)がピッチ中央を突破。連続攻撃から最後も本橋拓が左隅へパワーでねじ込み、31-12として試合を決定づけた。

帝京大は後半32分、大町佳生(2年)のPGで34-12と22点差をつけて安全圏に。明大は同35分、伊藤龍之介(2年)の突破からNo.8木戸大士郎主将(4年)が左中間へ飛び込み、終了間際にも意地の1トライを返したが、反撃も及ばなかった。

▼帝京大・青木主将 (追い上げられて迎えたハーフタイムも)ネガティブにならなかった。接点でも優位に立っていたし、後半は自分たちから仕掛けることができた。大学選手権に入って1試合1試合成長できていて、チームとしても力が上がっている。1年間、日本一という目標を掲げて努力してきたので、必ず今年も日本一になりたい。

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