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近大相撲部新主将に朝乃山の恩師の長男・浦山秀誠 13年ぶり制覇の昨年全国学生選手権団体戦で大将戦勝利

[ 2024年2月18日 16:49 ]

第101回全国学生相撲選手権大会の団体戦で13年ぶり9度目の優勝を果たし、祝勝会に出席した浦山秀誠(壇上右から4人目)ら近大相撲部員
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昨年11月、堺市での第101回全国学生相撲選手権大会の団体戦で13年ぶり9度目の優勝を果たした近大相撲部の祝賀会が18日、大阪市内のホテルで開かれ、来年度の新主将に、OBの平幕・朝乃山(29)の富山商高時代の恩師、故浦山英樹氏の長男・浦山秀誠(3年)が選ばれたことが分かった。

2連覇を狙う日大を4―1で破った団体戦決勝。現在の主将・三田大生(4年)が先鋒戦、前日の個人戦を制した学生横綱・草野直哉(4年)から白星を挙げて勢いに乗ると、二陣の北野泰聖(4年)は両膝の故障を抱えるため前日の個人戦に出場せず、団体戦に専念した思いをぶつけて三田に続いた。そして大将戦も浦山が締めた。
この5人中、3年生で唯一メンバー入りした浦山が元大関・朝潮や朝乃山らを輩出した名門の新主将に選ばれた。
「学生に確認して私が決めました。三田を間近で見ているので、やってくれると思います」。阿部智志監督が期待を語った。
浦山は1メートル83、160キロのサイズを誇り、昨年7月の西日本学生相撲個人体重別選手権で135キロ以上級準優勝などの成績があった。
朝乃山は近大時代の恩師・故伊東勝人前監督と共に故浦山氏を慕い、しこ名の名前にその「英樹」を使ったこともあった。その長男を新主将に据える来年度。「今年度優勝したので連覇。まずチーム作りからスタートして11月(の全国学生相撲選手権)を目指したい。全員で頑張っていきたい」。阿部監督は三田らの活躍もあり、勧誘活動が比較的順調に進んだという新入生8人と臨む4月以降へ、思いを巡らせた。

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