[フレーム]
新聞購読とバックナンバーの申込み

フェンシング女子サーブル連覇・江村に褒賞金500万円、昨年から大幅増も使い道は...「特にない」

[ 2023年8月3日 11:32 ]

村山社長(左)から褒賞金の目録を受け取った江村
Photo By スポニチ

イタリアのミラノで開催されたフェンシング世界選手権の女子サーブル個人で2連覇を果たした江村美咲(24=立飛ホールディングス)が3日、東京都内の立飛ホールディングス本社で褒賞金贈呈式に臨んだ。金メダルを手に「まさか、ここまで評価していただけるところまで来られると思ってなかった。素直にうれしい」と喜びを伝えた。

所属先の立飛ホールディングスからの褒賞金は500万円。贈呈した同社の村山正道社長は「素晴らしい快挙。誇らしい」と称え、昨年ワールドカップ(W杯)チュニジア大会優勝時の100万円、昨年世界選手権(エジプト・カイロ)優勝時の300万円に続いて大幅な増額となった。

ちなみに、昨年の褒賞金は、W杯の100万円は使っておらず、世界選手権の300万円は両親へのプレゼント代として使用したという。今回の500万円の使い道についても「いつも支えてくれる家族にお礼の物を買いたいと思っている」と明かし「自分はもう、特に欲しいものはない」と笑った。

今回の連覇は左足の甲のケガを乗り越えた先につかんだ。「試合前は珍しいくらい不調が続いて、また去年とは違う新しい挑戦だった」と江村。来夏にはパリ五輪が控える。「五輪ではたくさんのプレッシャーもあるけど、自分の弱さに打ち勝てるかが鍵。目標は個人、団体で金メダル。後悔なく、全力で戦いきりたい」と決意を新たにした。

続きを表示

スポーツの2023年8月3日のニュース

AltStyle によって変換されたページ (->オリジナル) /