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【龍ケ崎巡業】高安が生後11カ月の長男を抱いて土俵入り「やっとできました」地元ファンからは激励の声

[ 2023年8月3日 17:40 ]

【大相撲龍ケ崎場所】長男を抱えて土俵入りした幕内・高安
Photo By スポニチ

大相撲夏巡業が3日、茨城県龍ケ崎市のニューライフアリーナ龍ケ崎で行われた。

茨城県出身の幕内・高安(33=田子ノ浦部屋)は申し合い稽古には参加しなかったが、三段目の時間から積極的にぶつかり稽古で胸を出して地元を盛り上げた。

早い時間に胸を出した相手は、三段目の麒麟龍(21)、幕下の嘉陽(24)、新十両昇進が決まっている高橋(24)の3人でいずれも二所ノ関部屋。かつて兄弟子だった横綱・稀勢の里が二所ノ関親方として師匠を務める部屋の弟子たちに稽古をつけた。幕内の稽古では、大関・霧島(27=陸奥部屋)に重い胸を出した。

稽古後には、質問コーナーに出演。会場に訪れたファンからの質問に答えていった。中には「早く優勝してくれよ〜!絶対優勝してくれよ〜!」という質問のていをなしていない"激励"の声も。「たくさんの人に励ましていただいて凄く活力をもらいます。恩返しできるように、期待に応えられるように頑張りたいと思います」と地元の応援を力に、決意を新たにした。

また、土俵入りでは長男を抱いて土俵に上がった。巡業名物でもある子供を抱いての土俵入りは19年冬巡業以降は行われておらず、この夏巡業で7月30日の沼津場所から復活。生後11カ月の長男を抱いて初めて土俵入りした高安は「やっとできました」と感慨深い様子だった。

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